井岡一翔10回目の大晦日実現か、IBF9度防衛中の“絶対王者”アンカハスと交渉中と海外報道
WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)の今年、大晦日戦の相手として、IBFスーパーフライ級の絶対王者ヘルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との交渉が進んでいる。米ニュースサイト『ボクシング・シーン』が報じた。
この交渉が実現すれば、IBFとWBOスーパーバンタム級王座の統一戦となる見込みだ。
【動画】正確無比な左フックでKO!技巧派の絶対王者アンカハス
2011年から、17年を除き毎年大晦日に戦っている井岡。今年は10度目の大晦日戦にして”超強敵”との統一戦が実現するか。
アンカハスは井上尚弥がWBO世界スーパーフライ級王者のときに、統一戦を期待された選手。しかし叶わず井上がV7達成を最後に、バンタム級に転向し幻の一戦に。強烈で的確な左フックを得意とし、戦績は33勝(22KO)1敗2分。
対日本人選手では、17年7月には帝里木下を、19年5月には船井龍一を王者として迎え撃ち、いずれもTKO勝利で防衛している。
前戦は今年4月。実に9度目の防衛戦を得意の左でダウンを奪い判定勝利。長期政権を築いている”IBFの絶対王者”だ。
井岡の前戦は今年9月。相手は元二団体ミニマム級王者で現WBOスーパーフライ級2位のフランシスコ・ロドリゲスJrで、互いに譲らぬ打ち合いを展開したが、判定3-0で井岡が判定勝利。3度目の防衛戦に成功している。
井岡はロドリゲス戦の後、記者会見で統一戦を改めてアピールしていた。
次の対戦相手としてアンカハスを第一候補に挙げ「すごく強いチャンピオンで、海外での知名度もある。自分の評価を上げるために、とてもいい対戦相手」と熱望している。
アンカハスに勝利後は、12月に予定されているWBA・WBC王者エストラーダvsローマン・ゴンサレスの勝者と「4本のベルトを懸けてやりたい」と4団体統一を目指す展望だ。
現在日本への入国規制は緩和されているが、2週間の自己隔離期間が必要となっている。
アンカハスにとっても重要な一戦だが、隔離条件も含め交渉は成功するだろうか。進行に注視したい。
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