【K-1】王者・椿原龍矢、軍司戦へ向けパワーアップ「感覚が全然違う」
12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』。K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチで、挑戦者・軍司泰斗(22=K-1ジム総本部チームペガサス)を迎える王者・椿原龍矢(22=月心会チーム侍)が公開練習を行った。
椿原は今年3月『K’FESTA.4 Day.1』で江川優生を下して第4代K-1フェザー級王座に就くと、5月のK-1横浜武道館大会では王者としての初戦で玖村修平を持ち前のテクニックで完封。スーパーファイトを1戦挟む形で今回の初防衛戦に臨む。
この日のミット打ちで椿原は鋭いミドルを蹴り込んだ他、キレのあるパンチのコンビネーションを披露し「技の数も増えてきてるし、調子がいい。パンチも変わってきたと思うし、練習していても感覚が全然違うし、強くなっています」とまだまだ自身の成長と伸びしろを実感している。
対戦相手の軍司とはアマチュアで1勝1敗、プロで1勝1敗、今回で5度目の対戦となる。「向こうがどういうことが得意なのか分かっていますし、パンチが得意なのも分かっています。今までと違って僕はもっと上手くなっているし、もっと強くなっている」と不安要素はない。
タイトルを獲った江川戦では椿原のアウトボクシングに賛否両論もあった。”倒せるアウトボクシング”を目指し、本格的なウエイトトレーニングをスタートさせたという椿原は「身体が貧相で懸垂も5回ぐらいしかできないのはチャンピオンとしてどうかと思ったのでウエイトを始めました」と冗談を交え「ウエイトを始めて体幹もしっかりしてきて、パンチを打ったり、蹴ったりするときの軸ができていると思う」と攻撃力アップに手応えを感じている。
王者としての目標は「色んな意見があることも承知でやっているので、ここからは試合をするごとに納得する人を増やしていきたいです。最終は触れられずに倒す、一方的にしばき回すみたいなチャンピオンですね。黙らせたいというよりは“誰も椿原に勝てへん”と思わせたいですし、今格闘技をやっていない人やアマチュアでやっている人とかにも“ああいう選手になりたい”と思ってもらえるようになりたいです」と絶対王者を目指す。
また「今までは上の選手の足を引っ張って引きずり降ろそうとしてたんですけど、今はチャンピオンになって一番上になって引きずるヤツがいない。一人ずつ上がってくる選手を蹴落としていこうという感じですね」とも意気込む。
K-1アマチュア優勝、K-1甲子園優勝を経てK-1王者になるという、K-1が作るピラミッド構造を体現している王者・椿原。地元・大阪での初防衛戦でK-1王者に相応しい試合を見せることができるか。
▶次ページ:【動画】椿原の豪快なハイキック! 失神KO勝利の瞬間
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