2021/11/20（土）UP
（最終更新：2021/11/20 21:13）

笑顔でマッスルポーズを見せたにっせー、地元・沖縄での勝利を果たした

　11月20日（土）沖縄アリーナにて開催された『RIZIN.32』の第5試合 RIZIN 女子MMAルール：5分 3R（49.0kg）で古賀愛蘭（TEAM FAUST）に勝利した、にっせー（フリ―）が試合後のインタビューに応じた。

　RIZIN初の沖縄大会、RIZIN初参戦で勝利したにっせー。序盤から右のフックを出し、テイクダウンを積極的に狙う。終盤になるにつれて、随所で古賀のパンチを被弾してしまうが、腰投げなどを駆使して徹底してテイクダウン狙い。3Rには打撃で右フック、パンチ連打を見せて、2-1で判定勝利した。

「沖縄のRIZINで勝てて本当に嬉しいです」と率直な喜びを語ったにっせー。古賀の印象は、試合前と特に変わった部分はなかった。冷静にテイクダウンを狙い、試合をコントロールすることが出来た。古賀の打撃にも「焦りはなかったです。自分の試合をしようと思っていました」と臆することはなかった。

「相手の腰も強くて、テイクダウンに上手くいけなかったので、もっと練習しないといけないと思います。もっと強くなって、オールラウンダーですね。打撃でも寝技、投げも出来るようになりたいです」と、今後は自身の能力に更に磨きをかけていく構えだ。

　地元でRIZINという大舞台に出場出来たことに関しては「こんな大勢の観客の中で試合ができたので、とても泣きそうでしたね。憧れてずっとファンとして観に行っていたので、自分が出るんだと思って」と喜びを話す。にっせー自身、“沖縄の格闘技＝ボクシング”だと認識されていることを変えたい思いもある。「総合格闘技をもっと沖縄の人に知ってほしい」と熱き思いを語った。