【K-1】林健太、不可思との激闘派対決は「絶対に倒せる自信がある」
12月4日(土)エディオンアリーナ大阪にて開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~』。[K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で不可思(30=クロスポイント吉祥寺)と対戦する、林健太(27=FRYSKY GYM)が公開練習を行った。
林は19年に卜部功也に勝利しライト級王座を戴冠。KOで連勝していたが、ムエタイ大魔神・ゴンナパーに敗れ陥落した。今年5月にKO勝利で再起するも、9月に元同門・佐々木大蔵と激闘の末に判定負け。今回再起戦になる。
相手の不可思とは激闘派対決となる。
公開練習ではドラムミットに向けて一発一発を確認するように強打のパンチを打ち込んだ林。「最近は綺麗に戦おうとし過ぎて昔の荒々しい部分が少なくなっていた。技術がスキルアップしていく中で、試合ではちゃんとしたキックボクシングの試合を組み立てつつ、最終的に強打で沈められるようにしたいと思って練習しています」と持ち前の強打を磨く。
今回の対戦相手の不可思について林は「僕と同じく熱くなるタイプ」という印象を持つ。その上で「打ち合いやったら負けへんと思いますし、キックボクシングをして落ち着いた試合を組み立てて、最終的にパンチで倒したい。最後にパンチで戦う時に絶対に倒せる自信があります」と冷静に試合をした上で最後に仕留めたいと話す。
現K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃は1Rで、佐々木は3Rでそれぞれ不可思に勝っている。彼らとの比較については「そこはこだわっていません。できるだけ早く倒したいとも思ってないし、僕はしっかりキックボクサーとして3R戦いたい。落ち着いて試合を運び、最終的にKOできたらいいなと」とKOに固執しすぎず、冷静に戦うことを意識して臨みたいと一環した姿勢を見せる。
”冷静さ”を大事にしたい理由として林は、前戦である佐々木戦について話す。試合映像を何度も見返したという林は「試合に夢中になり過ぎるというか、周りが見えていなく、相手も見ていない、何も考えずにただガムシャラに突っ込んでいる試合をやっていて、相変わらず自分は馬鹿やなと思いました」と自分にダメ出し。
「もっと落ち着いて相手の表情を見てどう思っているか、今はこういうコンビネーションで攻めるのがいいとか、考えて戦えるようにならないと、この先はないなと思いました」と反省したと言う。
今日の練習でミットを持っていたのは、現役ファイターでもあるキヨソンセントレーナー。キヨソンセンからも「手と足のしっかり4つの武器を使って、もっと落ち着いて、もっとよく見て戦って」と言われており、特別にキヨソンセントレーナーとマンツーマンの練習時間を設けているという。
林は「今はキヨとたくさんコミュニケーションを取って、間違いなくキックボクサーとして進化していると思います」と自信を持つ。
アグレッシブさと冷静さを兼ね備えたファイターとなった林は、不可思との激闘派対決を制することが出来るか。
▶次ページ:【動画】林健太が2度ダウンから奇跡の大逆転KO!
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