”入国禁止”でフィギュアGPファイナル中止決定、年末ボクシング延期か、RIZINにも影響
日本スケート連盟は12月9日にフィギュアスケートの国際大会『グランプリファイナル 大阪』の中止を2日、公式サイトにて発表した。「11月29日に政府より発表された水際対策強化のため、外国人の新規入国停止に伴い中止となりましたのでお知らせいたします」と報告した。
スケート連盟はスポーツ庁と協議を重ねたとの報道もあったが開催断念となった。
これで12月29日のプロボクシングWBAミドル級スーパー王者・村田諒太vsIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン) 、大みそかのWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔vsIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は延期の可能性が強くなってきた。
【動画】ゴロフキンが村田戦にやる気満々の壮絶KO動画集をアップ!入国禁止29日に「あと1ヶ月」と配信
12月1日より始まった日本政府による”オミクロン株の水際対策”外国人の新規入国停止は12月一杯適用される予定だ。そこで12月の海外選手招聘の大型スポーツイベントが開催されるかどうかは、このフィギュアスケートGPファイナルの開催が一つの指標となっていた。
先月29日(月)この規制が発表されたことを受け、帝拳の本田会長は同日にゴロフキンが特例でも来日できるかは不明とし、「今週中には一定の結論が出ると思う」とのコメントが報道されていた。ゴロフキンは同29日、インスタグラムで「日本での試合まであと1ヶ月!」とメッセージ。そして自身のKOの瞬間の動画をアップし、やる気を見せていたが、今回のフィギュアスケートの決定で来日は厳しくなりそうだ。
また大みそかの格闘技イベントRIZINも海外から強豪選手の招聘を予定していたが、榊原代表は1日の会見で「ダメになる可能性が高い」としながらも「今日(1日)現在スポーツ庁さんから『ダメになりました』と言われたわけではない。このまま粛々と外国人選手の入国手続きを進めていく」と語っていた。
今回のスケートの状況で海外選手の招聘は厳しい現状だが、大会の開催を祈りたい。なお、14日(両国)のプロボクシング 井上尚弥の防衛戦は対戦相手が11月28日に入国したため無事開催される。
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