堀口恭司を失神KOさせたバックハンドブローは“秘策の技”だった!ペティスが過去に練習動画を公開
12月4日(日本時間)米コネチカット州にて開催された総合格闘技イベント『Bellator 272』でのバンタム級タイトルマッチで王者・セルジオ・ペティス(28=米国/ルーファスポーツ)が前王者 の堀口恭司(31=ATT/RIZINバンタム級王者)にバックハンドブローでKO勝利。堀口は衝撃的な失神KO負けで担架で運ばれたが、このフィニッシュブローは、ペティスが今回の堀口戦に向けて練習していたことが分かった。
【動画】ほぼ同じ!堀口を失神KOさせた“秘策の技”映像と、実際の“フィニッシュブロー”の瞬間!
4R途中、堀口と組んだペティスは離れ側に右ハイキックを放つと、堀口はダッキングでかわしたが、ペティスはハイキックの回転力を利用したバックハンドブロー!これがクリーンヒットしペティスのKO勝ちとなった。ペティスの“本能的な動き”によるアクロバティックな技でのKOシーンと考える声が多かったが、実はペティスはこれと同じ動きを自身のSNSに動画で上げていたのだ。
10月13日の投稿で、ここではペティスが軽くジャンプ回転しながら上段回し蹴りを放ち、相手がそれをダッキングでかわしたところを、バックハンドブローでその顔面を打ち抜く動きを見せている。この投稿には「いくつかの新しいアイデアを試し中」とあるため、2ヶ月後の堀口戦に向けていくつかの“秘策”を考えそれを試していたのかもしれない。
ペティスの今回の技の映像を見返すと、この右ハイキックは、空手でいう外回し蹴りに近い体勢と軌道で行っており、きっちりと倒すというより、次の技に繋げる動きの様に見てれる。もしこの技を約2ヶ月間の練習で磨き上げ、本番にフィニッシュとして決めたのならば、“アッパレ”と言うしかない。
因みに、ベラトール公式SNSで公開された今回のKO映像のコメント欄に、「練習は物事を完璧にする」とメッセージを添えたこの練習映像が上がったが、この映像の再生回数は22万視聴と大きな注目を集めている様だ。
来年3月から開始予定の8人制の『Bellatorバンタム級ワールドグランプリ』にエントリーされているペティスと堀口。果たして、両者の再戦はあるのか。
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