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【Krush】王者・新貴貴士「圧倒しないとダメ」挑戦者・篠塚辰樹「1Rか2Rで倒してかっこいいチャンピオンになる」

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2021/12/16(木)UP

対決の王者・新美(左)と篠塚(右)(C)K-1

 12月18日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.132』。フェザー級タイトルマッチで対決する王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)と、挑戦者・篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が公開練習を行った。

【動画】開始16秒、怒濤のフックでKO防衛した新美

 新美は昨年の第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントで優勝。今年2月・6月に王座防衛を果たすも、9月のK-1横浜アリーナ大会で軍司泰斗にスーパーファイトで判定負け。トーナメントから続く連勝記録が「5」でストップする形となった。

スパーリングする新美(右)(C)K-1

 新美は、プロボクサーの経験もある挑戦者・篠塚について「ボクシングテクニックのある選手という印象です」とパンチに警戒心を持つ。

 一方で新美にもアマチュアボクシングのバックボーンがあり「相手がどんな感じで来るか分からないですが、どんな感じで来ても大丈夫なように圧倒的に勝ちたいと思う」と断言。「出来れば倒して勝ちたいなと思っていますが、たとえ倒せなかったとしても圧倒しないとダメだなと思っています」と圧勝での王座防衛を己に課している。


ドラムミットに強打を叩き込む篠塚(C)K-1

 挑戦者・篠塚は強烈なパンチと好戦的なファイトスタイルを特徴とする。
 今年3月の『K’FESTA.4 Day.1』東京ガーデンシアター大会でK-1 JAPAN GROUPに初参戦し、第2代Krushフェザー級王者の小澤海斗に勝利。9月のK-1横浜アリーナ大会を怪我により欠場して以来、今回が復帰戦となる。

 篠塚にとって今回の試合はプロファイターとして初のタイトル挑戦。王者の新美は今回が3度目の防衛戦で、フェザー級でも安定した強さを見せている。
 篠塚は「チャンピオンですし、根性も体力もあってすごいなと思う選手」と新美の実力を認める一方で「予想は1Rか2Rで倒せるなっていう感じですね。3Rはいかないかな」とKO勝利に自信をのぞかせる。

 さらに「(新美は)華もないですし、キッズがそこに憧れるかって言ったら憧れない。しっかり自分が倒してかっこいいチャンピオンになろうと思ってます」とばっさり切り捨てた。

▶次ページ:【動画】開始16秒、怒濤のフックでKO防衛した新美

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