那須川天心、試合難航の理由を榊原代表が説明、武尊ら強豪選手も候補に
RIZIN大みそか大会『RIZIN.33』(さいたまSA)の追加対戦カード発表会見が21日都内で行われ、RIZINの榊原代表が、那須川天心(23=TARGET/Cygames)の大晦日ラストマッチについて言及した。
榊原代表は会見の冒頭で「今日も最終カードの発表に至りません。いずれにしてもファンの皆様の期待に応えられるように、最後まで諦めずに突き進みます」と、ファンが今一番聞きたがっているであろう夢のカード「天心vs武尊」実現の可否について、明らかにしなかった。
しかし、大晦日まであと10日。仮に大晦日での武尊戦が実現しなかったとしても、予定通り行うという天心の大晦日ラストマッチはどうなるのだろうか。
榊原代表は会見後のメディア囲み取材にて、改めて天心ラストマッチの決定発表に時間がかかっていることを問われると「様々な理由がある。武尊戦、云々のことだけではない。当然、天心の“RIZIN卒業試合”ということで、それは特別な試合になるが、誰とやるのか、どんなテーマでやるのか、が大切」と言い、「若い世代のキックボクサーたちとどう絡めていくのか。世間と勝負する時に天心の正面に立って話題性を持てるのか。そういうキックボクサーがほぼいないんです」とその苦労を語る。
一年前から天心と話し合いを行なってきた中で、天心から堀口恭司との対戦を提案されたこともあったという。
榊原代表は最後に「(相手役は)誰が務めるのか、何を見せるのか、簡単そうで難しい。それを最終調整しています。候補はいっぱいますけど大概、逃げるんですよ」と苦笑いしつつ「最後は良い形で収まるんじゃないかな。なんとか今週、フィニッシュできるように、まとめたいと思います」と、力強く語った。
果たして、天心のRIZIN卒業試合の相手は誰になるのか。今週中に行われるという発表を待ちたい。
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