【ボクシング】WBOがカシメロの王座保持を決定、診断書など認められ、井上尚弥の宿敵は継続に
WBO世界バンタム級王者ジョンリエル・ カシメロ(31=フィリピン)の王座保持が昨日23日(日本時間)に決定した。
12月11日(現地時間)ドバイにて予定していたカシメロの防衛戦で、前日計量に現れず、胃炎で救急車で運ばれ試合が中止となったが、WBOは医学的な裏付けとなる証拠書類を求め、王座剥奪かどうか検討していた。
WBOが発表によると、9日にドバイの医師(一般開業医)の診断書は急性胃炎で、めまい・立ちくらみ、その他疲労感もあり、カシメロは多数の処方箋を提供されたとある。ボクシングの担当医が発行した診断書では、カシメロはウイルス性胃炎を伴う中等度から重度の脱水症状で試合に不適格と診断された。続いて14日にもカシメロ側は医学証明書を提出したとされる。
そして昨日「WBO世界選手権委員会は、ジョン・リエル・カジメロの保持をここに決定する」と発表。対戦予定だった元IBF世界同級王者ポール・バトラー(33=英国/IBF同級1位)との再スケジュールを要請した。
来春、4団体統一戦へWBAスーパー&IBFバンタム級王者・井上尚弥がWBC世界同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との再戦が有力になっていたが、カシメロも井上の対戦候補に再び浮上することになった。
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