【ジャパンキック】三冠王・馬渡亮太が芸術的なヒジ打ちで元ムエタイランカー撃破、麗也はNJKF対抗戦KO勝利で「世紀の対決が決まった大会に出たい」
▼セミファイナル(第9試合) ジャパンキックvsNJKF交流戦 54.5kg契約3分5R
〇麗也JSK(治政館/元ISKAインターコンチネンタル フライ級王者)
KO 4R2分45秒 ※左フック
●日下滉大(OGUNI/NJKFスーパーバンタム級王者)
ジャパンキックとNJKF交流戦は、元ISKAインターコンチネンタル フライ級王者の麗也JSKとNJKFスーパーバンタム級王者の日下滉大が激突。
元新日本王者・麗也は、20年9月のRISEでTEPPEN GYM新鋭にTKO負け、昨年2月はNO KICK NO LIFEで石井一成と激闘を繰り広げたばかりだ。
日下は長身から繰り出される打撃が武器のサウスポー。階級をスーパーバンタム級に上げて結果を残している。昨年2月のNJKFでは獠太郎を判定で下し、同6月に久保田雄太を判定で破り、NJKFスーパーバンタム級王座を獲得した。
1R、互いにローキックで様子見。日下はワンツー、ヒジ打ちをヒットさせる。麗也は、「打ってこい」と手招きして、パンチを打ち合う。
2R、日下は左ミドルキックを決めると、左ストレートをヒット。麗也は両手を広げて、「打ってこい」とアピール。麗也は、ワンツーからローキックで攻める。日下はミドルキック、ローキックを的確にヒットさせた。
3R、前へ出る麗也は、ローキックからフックで畳みかける。日下は左ミドル、さらにヒザ蹴りを合わせる。カウンター狙いの日下に対して、麗也は前へ出てパンチ勝負。日下は冷静にさばき、ミドルキックを当てていった。
4R、日下はミドルキック、ローキックを的確に決めていく。麗也はパンチで攻めるが、カウンターをもらってしまう。サイドキックで入る日下。それをかわした麗也は、左フック一撃。これをまともに食らった日下は、立ち上がれずにKO負け。麗也が劇的なKO勝利を飾った。
大会MVPを受賞し、マイクを握った麗也は「無茶苦茶、嬉しいです。勝ったのが5年前くらいなんですけど、強かったです。プレッシャーがあったんですけど、応援してくれる人たちのおかげです。石井一成選手にリベンジしたいです。世紀の対決が決まっていますが、自分の勝ってそこに入っていきたいです」とアピールした。
▶︎次ページは、渡辺航己vs.皆川裕哉、モトヤスックvs.井原浩之
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