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石原慎太郎の訃報にアントニオ猪木がコメント、キックコミッショナーなど格闘技界にも精通

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2022/02/01(火)UP

13年に日本維新の会共同代表の石原氏の下で出馬し当選した猪木氏(C)コーラルゼット

 芥川賞作家で東京都知事や衆議院議員などを務めた石原慎太郎氏(89)が、2月1日、すい臓がんのため他界した。
 石原氏の訃報を受けて、元プロレスラーで、元参議院議員のアントニオ猪木氏が所属事務所を通じてコメントを発表した。

【動画】石原氏が救急搬送も、回復をコメントする映像(15年)

「石原慎太郎氏の訃報に心より追悼の意を表します。2013年に日本維新の会から私が参院選に出馬した際に『以心伝心ジェット・シン』と言ったら、慎太郎さんはとても喜んでくれた。それが選挙戦への大きな励みになりました。深く感謝しております。安らかにお休みください。 アントニオ猪木」

 当時、日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏立ち会いの下で出馬会見を行った猪木氏、結果、35万票を獲得し見事に当選した。

 石原氏は格闘技にも関係が深く、一橋大学時代は柔道部に在籍、1971年には黒崎健時の目白ジムなどが集まり全日本キックボクシング協会を設立。当時参議院議員だった石原氏をコミッショナーに就任し『全日本キックボクシングコミッション』も設立された。大沢昇、藤原敏男、島三男らスター選手を抱え、1981年に解散したが、石原氏はお飾りコミッショナーではなく、しっかり口を出し目を光らせたことでも知られる。

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