【Krush】松岡力、王座防衛で野杁正明にアピールへ「最短ルートで行きたい」寧仁太・アリは「泥臭くても勝つ」=2.20
2022年2月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.134』の「Krushウェルター級タイトルマッチ」で対戦する、ウェルター級王者・松岡力と挑戦者・寧仁太(アニンタ)・アリのコメントが主催者を通じて届いた。
松岡は、今年4月に加藤虎於奈に勝利して王座を獲得。9月K-1横浜アリーナ大会でのK-1ウェルター級王座決定トーナメントでは準決勝で安保瑠輝也に敗れたものの、気迫あふれるファイトで会場を沸かせた。
現在の仕上がりを聞かれた松岡は「そこそこですね…。普通です(笑)」と謙虚だが、「正月はおせちも食べず酒も飲まないで練習してました」と鍛錬を積んできたことを明かした。
今回の試合は、再起戦にして防衛戦となる。「ベルトが懸かってるということで、普段とは違う緊張感もあります。やっぱり僕もそんなに若くもなくて、あと何十戦もできる訳でもない。リベンジしないといけない相手たちがいるので、そこに向かって最短で行くためには落とせない一戦です」と気を引き締める。
対戦する寧仁太については「今までやったことがない長身で手足も長い。やりにくそうなファイター」と分析。「ここで負けるようじゃ、ほんと終わりだと思うので、気合いを入れてやってます」と王者の覚悟を見せつける構えだ。
松岡にとって、同じウェルター級の現K-1世界王者である野杁正明は防衛後の標的だ。「僕はもう最短ルートで行きたいし、止まっている時間はない。しっかり寧仁太選手を倒して、ここはクリアしたいと思います。当日の解説に野杁君が入るということなので、野杁君に向けてアピールもしたい」とK-1王者に挑戦状を叩きつけるつもりだ。
最後に「僕はそんなにスター性もない普通の選手なんですけど、普通が勝つところも面白いと思うので、そこを楽しみにして頂ければと思います」とファンにメッセージを送った。
対する寧仁太は2019年8月にプロデビューし、そこから4連勝。21年9月K-1横浜アリーナ大会でのK-1ウェルター級王座決定トーナメントでは準決勝まで勝ち進むも、野杁正明の強烈なボディ攻めでマットに沈んだ。
昨年のウェルター級トーナメントでは「やっぱり野杁選手と戦えたことが一番の経験ですね。もし僕がワンマッチで野杁選手と戦おうと思ったら大分先のことだったと思うし、トーナメントだったからこそ、早いタイミングで野杁選手と戦うことが出来て。本当にいい経験になりました」と収穫もあった。
その敗戦を経験して「(梶原)龍児さんとやってきた長所を伸ばす練習を続けて、弱点克服のための練習をやっています。僕の長所もまだまだ伸ばせると思っているし、そこは引き続き継続しています」とこれまでの練習を継続して行っている。
寧仁太の所属するK-1ジム総本部では、K-1フェザー級王者となった軍司泰斗をはじめ、王者が多く誕生している。「僕もそこに続きたいです。近くにいる選手がベルトを持っている・持っていないでガラリと変わる姿を見てきて、僕もベルトを巻いたら世界が変わると思うんですよ。泥臭くてもいいから勝って、Krushのベルトを巻いて自分の世界を変えたいですね」とベルトへの執念を燃やした。
最後にベルトを巻いてリングに立っているのはどちらか。
▶次ページは【動画】松岡力が怒涛のパンチラッシュでタイ選手をKO!
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