元K-1王者・小比類巻貴之、元Jリーガー安彦考真のKO勝ちに”作戦成功”その内容を語る
2月16日(水)東京・新宿FACEにて”オープンフィンガーグローブ”でのキックボクシングイベント『RISE FIGHT CLUB』が行われ、プロデビュー戦の元年俸120円Jリーガー・安彦考真(44=Executive Fight 武士道)がプロデビューから3戦目の元西武投手の相内誠(27=K26)に、1Rに2度のダウンを奪い1R 1分51秒、KOで勝利。
安彦を指導した元K-1王者・小比類巻貴之は、猛練習と作戦が見事に成功したと語った。
安彦は、41歳で年俸120円で契約しJリーガーデビュー。しかし出番も少なく20年12月の試合を最後に引退しRIZINを目指すと宣言。小比類巻道場に入門し、アマでKOやダウンを奪う快勝で3勝無敗と活躍した。今回、身長が185cmと自身より10cm高い元プロ野球の相内を相手にオープンフィンガーグローブでのプロデビューが決まり毎日3時間、猛練習した。週に一度、必ず50本ダッシュも行なった。
小比類巻に練習の内容を聞くと「相内選手と同じようなリーチ差のある選手との対人練習を多くメニューに取り入れ、苦手意識を無くしてもらいました」と語る。
それでも当初はなかなか手を出せなかったという。毎回、自身のスパーリング映像と、上半身を振って懐に入るマイク・タイソンの映像などを見て研究。小比類巻の細かいアドバイスもあり、徐々に懐に入れるようになってきたという。
小比類巻は「メンタル、フィジカルともに相手より上回っていると思っていたので、リーチあるストレートとヒザに注意しながら、いかに中に入れるか。そこで、リズムを上げて打ち合えるかでした。ボディも狙っていました。ファーストコンタクトで的を絞らせないように、頭でリズムを取る練習をした。相手は右ストレートが上手いので。あとは、距離を取ること。最初は出来なかったが、最後には、私がどの方向にパンチを振っても、当たらなくなった」とその上達を語った。
あとは、リーチのある相手の中に入って、一発パンチを当てる練習をとにかく多くしたとも語った。
安彦は見事に上半身を振りながら相手の懐に入りパンチ、前蹴り、膝蹴りと攻め、KO勝ちをしてみせた。
本日17日夕方、安彦は自身のSNSを更新、「師匠であり、同志であり、親友であるコヒさん。この勝利は確実に二人三脚が生んだもの。これからもジムメンバーと共に全力を尽くして限界の先の景色を見に行く。簡単ではなけど、やり切る!最高に瞬間を共有できて本当に嬉しかった」と述べている。夢のRIZIN参戦へ小比類巻と二人三脚で実現なるか。
▶︎次のページは【フォト】安彦の鍛え抜かれたバキバキボディとKOの瞬間
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