2022/03/10（木）UP
（最終更新：2022/03/10 20:26）

ジョニー・ケースへのリベンジに燃えるサトシ

　4月17日（日）に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナにて開催される『RIZIN.35』の記者会見が10日都内にて行われ、MMAルールの3カードが発表された。
　RIZINライト級タイトル防衛戦としてジョニー・ケース（MMA LAB）の挑戦を受けるのは、王者ホベルト・サトシ・ソウザ（ボンサイ柔術）。二人は、19年10月に初対戦をしており、この時はサトシがレフェリーストップ負けで初黒星を喫した。

【動画】ジョニー・ケースの右アッパーがサトシの目を直撃

ケースの右アッパーでTKO負けを喫したサトシ

　かねてより再戦を熱望していたサトシは記者会見で、「この試合は昨年から、ずっとやりたいと言ってきました。私が唯一負けた試合なので、違うサトシを見せたいです」と意気込みを語った。
　対するケースは会見には顔を出せなかったものの、「ソウザにベルトを預けているだけ。4月、あのベルトは本来あるべき場所に戻る。それまでにしっかりと磨いておいてくれよな」とメッセージを送り、チャンピオンを挑発。厳しい表情のサトシは、「RIZINのベルトを守りたい。彼はベルトを獲れない」と返した。

サトシは会見中にRIZINのベルトを愛おしそうに見つめた

　前回のケースとの試合でサトシは、まさかの敗北。2年半前の敗北についてサトシは、「あの時は自信がなくて、まだRIZINでの準備ができていませんでした」と振り返り、「でも、あの試合の後からすべて変わりました。自信、心、モチベーション、すべてです。絶対にこの試合では、違うサトシを見せます」と、あの時とは別人だと強調した。

　さらに具体的に変わったところについて質問が飛ぶと、「私は打撃もできます。レスリングのテクニックも見せたいと思っています。MMAの技術は、すべてできます。柔術だけではないことを証明します」とRIZIN王者としてのプライドをのぞかせた。

　タイトル防衛の先には、ベラトールとの対抗戦が控えているかもしれないサトシ。リベンジを達成して、さらなる飛躍を目指す。

▶次ページは【動画】ジョニー・ケースの右アッパーがサトシの目を直撃