2022/03/10（木）UP
（最終更新：2022/03/10 19:27）

金太郎（左）vs倉本（右）の激闘必至カードが決定

　4月16日（土）に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナにて開催される『RIZIN TRIGGER 3rd』のカード発表会見が10日都内にて行われ、倉本一真（リバーサルジム新宿MeWe）vs金太郎（パンクラス大阪稲垣組）が発表された。バンタム級戦（5分3R）で行われる。

【動画】倉本の戦慄のグラウンドヒザ蹴り連打！

　倉本は小・中学校で空手、中学校で柔道とレスリングに打ち込み、レスリングでは12年から14年まで、天皇杯全日本選手権グレコローマン59kg、60kg級で合わせて3連覇を果たしている。
　17年から修斗で活躍、昨年のRIZINバンタム級トーナメントに参戦したが、アラン“ヒロ”ヤマニハに敗れ、トーナメント1回戦負けを喫している。

強烈なパウンド、そしてヒザで1R KO勝利する”投神”倉本

　今年2月のRIZIN TRIGGER 加藤ケンジ戦では、グラウンドからの強烈な掌底やヒザ蹴りでTKO勝利し、強さを見せつけ再起した。

　金太郎は『THE OUTSIDER』出身でアグレッシブな戦いが人気の選手。12年からDEEP、パンクラスに参戦し「まさかりパンチ」や「まさかりキック」と呼ばれる強烈な打撃でKOを量産してきた。
　昨年のRIZINバンタム級トーナメントに参戦すると、GRACHANバンタム級王者の伊藤空也に勝利し1回戦突破。2回戦で元UFC・井上直樹と打撃勝負を演じ、判定負けしたものの気迫で井上を追い詰め会場を盛り上げた。

金太郎（左）の”まさかりパンチ”が火を吹くか

　大晦日には元谷友貴とのトーナメントリザーブマッチに臨むも、判定負けした。

　会見に登場した倉本は「前回のような試合をして自分が勝ちたいと思います」と圧勝を予告する。

　しかし対する金太郎も「前回の倉本選手の試合を観て、めちゃくちゃ強いなと思ったけど、前みたいには出来ひんから覚悟しとけよ」と釘を刺す。さらに「俺も前回、前々回結果残せてないけど、正直僅差で負けてるくらいだから。俺次第だから。やるかやられるかの試合したろと思います。バチバチにやります」とこちらは激闘を予告する。

　倉本の前戦は残酷なまでの圧勝が話題となった。今回はどんな試合にしたいかという問いに、倉本は「（前回有効だった）掌底ももちろん使っていくし、前回みたいな試合で一方的に倒したいと思っています」と今回も圧勝にこだわる。