【新日本キック】勝次がドロー、重森陽太が他団体王者を撃退!リカルドが剛腕フックでKO勝利、髙橋亨汰がヒジで切り裂く残酷TKO勝利
▼ダブルメインイベント 62.5kg契約3分3R
◯重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-29
●大谷翔司(スクランブル渋谷/JAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者)
重森は、新日本キックで2階級制覇を達成し、19年にWKBA世界ライト級王者を獲得。昨年7月にはスアレック・ルークカムイに勝利しKNOCKOUT-RED王者に輝くなど快進撃を続けた。しかし、昨年12月にシュートボクシングで前SB王者・笠原弘希を投げを決められ、負けを喫した。
対する大谷は、元自衛隊・徒手格闘訓練隊出身のフィジカルが持ち味のパワーファイター。前戦の昨年12月の初防衛戦では紀州のマルちゃん(同級2位)を豪腕の連打で81秒でKO勝ちしている。
1R、ガードを下げる大谷は左右ローを蹴り込む。重森はゆったりと構えて、左ハイキックを蹴り込む。大谷が飛び込んでの右フックをヒットさせ、左右のフックで詰めていく。
2R、大谷が何度も左右のフック、右ストレートを見舞う。重森はパンチの打ち合いには付き合わず、左の縦ヒジをカウンターで見舞い、左右ミドル、ローを蹴りまくる。大谷の脇腹は赤く染まる。
3R、前進を続ける大谷を、重森が左の前蹴りで何度もロープまで突き飛ばす。大谷は右アッパー、左フックとパンチで襲いかかるが、冷静な重森は右のヒジ打ちを近距離でヒット。このヒジ打ちで大谷が頭部から出血する。重森は右ロー、左ミドル、ヒザ蹴りを散らして、大谷のパンチを封じた。
ジャッジは1者はドローとしたが、2者が重森を支持。重森が蹴り技で大谷のパンチを封じて判定勝ちした。
重森は「母が誕生日です。勝利を捧げたいです。今日、急にLINEが届いて、姉が結婚することも決まりました。ありがとうございます。温かい拍手をいただけたらと思います。引き続き宜しくお願いします」と、明るくコメントした。
▼ダブルメインイベント 72kg契約3分3R
◯リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
KO 1R 1分26秒 ※左フック
●匡志YAMATO(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者)
リカルドは破壊力のあるパンチを武器に日本ウェルター級王者を獲得。近年は、KNOCK OUTの舞台にも活躍の場を広げている。2連続KO勝利中であり、勢いに乗っている。
対する匡志はNJKFでSウェルター王座王者、WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者の肩書きを持つ強豪。
1R、リカルドがいきなり右フックを強振してクリーンヒット。この一撃で匡志が大きく吹っ飛んでダウンを喫する。リカルドのパンチ音が大きく響き、会場がどよめく。
チャンスとみたリカルドは、強引に距離を詰めて左右のフックを連打し、匡志をなぎ倒して、2度目のダウンを追加。観客に手をあげてアピールするリカルド。
何とか立ち上がるも完全に効いた様子の匡志。リカルドが右飛びヒザ蹴りで襲いかかり、猛烈な左フックを強打!これに匡志が尻をついて倒れ、ダウン。レフェリーがストップした。リカルドが破壊力を見せつけ、完膚無きまでに匡志をKOした。
圧巻KOを見せたリカルドは「去年6試合やりました。全部勝ちました。5KOでした。今年も5、6試合くらいやりたい。新日本キックやいろんな団体でこれから向こうまで行きますから応援よろしくお願いします。とりあえず5月15日に新日本キックで試合します。見に来てください」とアピールした。
▶︎次ページは、髙橋亨汰vsHIRO YAMATO、仁琉丸vs大木一真、アリスvsNA☆NA
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