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【RIZIN】皇治がトーナメント提案した理由、”ミックス格闘技”に挑戦プランも

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2022/03/21(月)UP

激闘制した皇治(右)、次なる野望は…?

 3月20日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催された『湘南美容クリニック presents RIZIN.34』で、皇治(TEAM ONE)が梅野源治(PHOENIX)に判定勝利。試合後にインタビューに応じた。

 リングマイクではK-1のレオナ・ペタスや芦澤竜誠、RISEのYA-MAN、中村寛らの名前を出し、60kgキックトーナメントの案をぶち上げた皇治。

 インタビューでは、6月に予定されている”天心vs武尊”のビッグマッチには「ワンマッチなら乗っかる気は無い」と語った。
 その理由は「天心と武尊が必死こいて色んなもの背負って実現出来たカードですし。それが決定してから、他の選手が他団体のあの選手とやりたいとか、すげえカッコ悪いなと思って」とビッグマッチ決定後に、”団体対抗戦”に参戦を希望するファイターたちに抵抗感があると言う。

梅野(左)との”因縁の再戦”を制した

 しかしその流れで、皇治にも対戦希望するファイターたちが多いと語る。
 皇治は「ならば武尊や天心にちょっとでも力になれるカードなら、やったらいいと思うんですよ。俺と誰々がやったところで盛り上がらないと思うんで、トーナメントやったらいいじゃないでですか。色んな強い選手全員集めてやったなら、武尊天心と並ぶ価値のあるカードになるんじゃないか」と”天心vs武尊”のビッグカードと堂々渡り合えるようなビッグトーナメントを提案したと言う。

 さらに「ワンマッチとかで武尊と天心を茶化すようなことはしたくない」と”乗っかる”ような真似はしたくないと矜持を見せた。

■キック引退は5月?そして”トライアスロン格闘技”へ…

HEAT王座決定戦で戦う若き日の皇治=13年

 また今後の去就について「ほんまにトライアスロンに挑戦したいんで」と以前も口にした”トライアスロン”の言葉を出す。
 その意味は「ごちゃごちゃじゃないですか。K-1とRIZINと色んな団体の選手がごちゃごちゃになるのもトライアスロンですし」と様々なものがミックスすることを示しているらしい。

 そして「トーナメントが実現したいなら、(ワンマッチには)乗っかる気はないんで、格闘技のトライアスロンに挑戦したいと思っていますし」と意味深な言いぶりだ。

 続けて「今、俺はRIZINなんで、RIZINを盛り上げたい、RIZINのファンに認められたいというのがすごくある。RIZINに来て、なかなか良い結果出せなくて盛り上げられず悔しい。ちょっとでもRIZINのファンを盛り上げたいというのがあるので、それはトライアスロンかなと思ってまして。全然トライアスロン自体に実績もクソもないんで、ちゃんと準備が出来てからトライアスロンの意味を報告したいんで。今年の大晦日くらいにデビュー出来たらいい」とRIZINでの”トライアスロンデビュー”を目論んでいると打ち明けた。
 これは”ミクスド・マーシャル・アーツ”こと総合格闘技=MMAへの参戦か、それともキックとMMAの”ミックス”ルールのことか。

 また皇治は試合前「キックは後2戦」とキック引退を示唆していた。
 これで後1戦となったが、皇治は「HEATって団体があって、5月に50回記念大会がある。そこでISKAって世界のベルト取ったり、HEATチャンピオンのベルトを獲ってK-1あがれたんですよね。HEATには感謝していて。(50回記念大会に)ずっと出てくれって言われていて、これがキックラストになるのかな。どうなるかわからないですけど、そういう恩返しがしたいという気持ちがすごく強い」と皇治がキャリア初期に活躍した、名古屋の格闘技団体HEATの大会でキック引退を考えているとした。

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