【RISE】白鳥大珠が秀樹との決着戦に勝ってGLORY挑戦へ「原口健飛、小林愛三とRISE王者が負けて悔しい」=4.2公開練習
4月2日(土)に開催される『RISE ELDORADO 2022 』で秀樹(30=新宿レフティージム)とライト級(-63kg)で対戦する白鳥大珠(26=TEAM TEPPEN)が公開練習を行った。
白鳥は、シャドーを行った後、ミット打ちを披露。スピードとキレ、一発の破壊力もありそうな見どころのある公開練習となった。
【動画】白鳥が鋭いパンチの連続、さらに向上か、公開練習の様子
白鳥は、18日に行われた秀樹の公開練習映像を見たといい「一発一発のパワーはあったかもしれませんが、今日の僕の動きと見比べてスピードの違いがあると分かってもらえると思います。一発が来る前に、2、3発当てます」と意識していたという。
現時点で、かなりコンディションが良く、「珍しく追い込みで辛いはずのこの時期に、練習が楽しいという今までにない感覚があります」と白鳥は手応えを持っている。その理由を聞かれると「昨年までは与えられた試合をこなしていた感じでしたが、昨年9月に直樹選手に負けてから、自分なりに考えて行動しないと成長が止まると思ってこの半年、やってきました。この1年、すべてをかけてやっていくので、その成果が出ています」と説明する。
秀樹とは、3年前に対戦して3R TKO勝ちを収めている。だが、あの時は秀樹が左スネから出血をしてしまい、ドクターストップによるTKO勝利。今回が、因縁の決着戦となる。この3年間の成長を白鳥は、「体つきをみても僕は線が細く、キックに復帰して4戦目か5戦目だったため、迷いがありました。あれから秀樹選手も変わったと思いますが、あの頃とは比べ物にならないくらいフィジカルから何から変わっています。次の試合を見てほしいですね」と自信を持つ。
そして、今回の秀樹との決着戦を終えた先のことを聞かれた白鳥は、「RISEがグローリーと提携しましたので、65kgに階級を上げて戦っていきたいと考えています」と照準を世界最大級のキックボクシング団体GLORYとの対抗戦に合わせている。
3月20日にベルギーで行われたGLORY女子スーパーバンタム級タイトルマッチでは、RISE QUEENフライ級王者の小林愛三が階級上のティファニー・ヴァン・スーストに挑んだが、TKO負けを喫してしまった。
この試合を観戦した白鳥は、「階級上の選手に海外で挑戦という不利な状況でしたが、受けた以上は言い訳はできません。女子の世界トップの実力を初めて見ました」と衝撃を受けたという。その結果を受け止めた上で、「原口健飛選手もペットパノムルン(キャットムーカオ=GLORY世界フェザー級王者)に負けてしまって、これでRISEのチャンピオン2人がGLORY王者に負けたことになります。RISEが負けて悔しいし、大したことないと思われたくない」と立ち上がる覚悟があるようだ。
まずは秀樹と試合で決着をつけて、2022年は世界との戦いへ向かうのか。
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