【K-1】竹原慎二の指導でANIMAL☆KOJIがパンチ進化「お前はマイク・タイソンになれ」(竹原)
4月3日(日)K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.5』(東京・国立代々木競技場第一体育館)にて行われる[K-1無差別級トーナメント]の1回戦で、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦するANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)が、東京・大森の竹原慎二&畑山隆則 ボクサ・フィットネスジムにて公開練習を行った。
【動画】ガードの空いたANIMALに、竹原が容赦なくミットで攻撃
ANIMALはDEEPフューチャーキングトーナメント2017を制した元MMAファイター。20年11月のK-1福岡大会でK-1に初参戦するとRUIをKOで葬り、昨年3月には愛鷹亮と倒し倒されの激闘を制しインパクトを残してきた。しかし昨年12月、マハムード・サッタリの持つKrushクルーザー級王座に挑戦しKO負けを喫した。
ANIMALは昨年の夏頃から、同ジムで元プロボクシングWBA世界ミドル級王者・竹原慎二の直接指導を受け練習している。竹原のミット打ちは「今まで持ってもらったミットで一番キツい。時々手もバーンと飛んでくるんで」と言うANIMAL。
公開練習でも竹原の持つミット打ちを3分3R、檄とアドバイスに応えながら、気合いのこもったパンチを連発した。
竹原曰く、ジムに来た当初のANIMALは「酷かったですからね。腰は入ってないし、ほぼ手打ち。パンチ力を活かせてない」という状態だったという。
竹原は続けて「それでも今はだいぶ良くなったほうなんで。たまにミットでも生きてるパンチがあるんですよ。それが常に出来るようになれば、相手バタバタ倒すんじゃないですか」とボクシング技術を身につければKOを量産出来るという。
ANIMAL本人も「竹原さんに見てもらうようになったら、竹原さんの練習がもの凄くきつくて。いかに自分が弱いっていうか、動きが遅かったかっていうのを学びましたね」と、天狗の鼻をへし折られた部分もあった。
さらに「現役を引退されている竹原さんが軽くやっているメニューでも、僕だとキツい。そこが今の自分の弱点だと思って、この弱点と向き合う期間だったのかなと思います」と、自身の弱点も発見することが出来た。
竹原からは「お前はマイク・タイソンになれ」とハッパをかけられ、今回のトーナメントでも「ワンデートーナメントと言ったら、3分3Rを3試合フルで戦えるスタミナ。あとは気持ちです」とアドバイスされている。
一回戦の相手は空手出身の谷川聖哉だが、ANIMALは「ハイキックとか強烈なのかなというイメージはあります。ただ足技が強いというイメージしかなくて、パンチがあるイメージは正直ないですね」と蹴り技を警戒する。
準決勝では同じ柔道出身の石井慧との対戦を希望、そして決勝では昨年12月のKrushでKO負けを喫したマハムード・サッタリとの再戦を望む。ANIMALは「あの時は自分が練習してきた武器を使う前に終わってしまったんで、自分の武器を彼にも当てて、もう一度勝負させてほしいですね」とリベンジしたい気持ちが強い。
ANIMALが目指すのは「格闘技でも喧嘩でもなく“漢(おとこ)ファイト”」なるもの。続けて「“漢ファイト”の絶対的な目的はKOすることなので、最後の最後まで倒しに行く姿勢で試合に取り組みたいなと思います」とKOを狙いつつ、トーナメント優勝を目指す。
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