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【Breaking Down】”1分 俺ならこう戦う”白鳥大珠に朝倉海は真逆!小比類巻貴之は「相手が頭下げたらヒザ」

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2022/03/24(木)UP

左から小比類巻貴之、朝倉海、白鳥大珠

 3月21日(月・祝)『BreakingDown 4』が行われ、来場したプロ選手が”もし1分で戦うなら”についてコメントした。
 まずはABEMAのゲスト解説を務めた第5代RISEライト級王者の白鳥大珠。試合解説では”少林寺拳法全国優勝”山川そうきが、柔術1年、キックボクシング3ヶ月の”気狂い凶悪ピエロ”山岡彬夢に前半攻めさせ後半に少林寺の拳を炸裂させ相手のアゴを上げるなどアグレッシブな攻撃で2-1の判定で逆転勝利したことについて、「山川選手は経験値があるため、3分なら余裕を持った戦い方ができると思うが1分は難しい」と経験があるが簡単には勝てなかったこの一戦をコメントした。

【動画】こめおと”少林寺”山川が選考会で対決、壮絶殴り合い

 そこで司会が白鳥に自分ならどう戦うか聞いたところ「1分というのがなかなか難しくて、時間があれば距離とって、相手を見てカウンター狙って行くと思うんですけど、1分でどう戦うと考えた時に、僕は待つかな、と思いますね。そこに合わせるかなと。自分から無闇に行って、貰いたくもないので、しっかり見て1発で倒すという。そこを狙うかな、と思います」とカウンターで一撃必殺を狙うという。

 同席した朝倉海は「僕とは真逆かもしれない。僕は攻めますね、絶対。(最初から)行きます、ガンガン行きますね」というと、白川陸斗も一言「無呼吸連打で行きます」と語った。

 別の試合の合間にはVIP席で見ていた元K-1王者・小比類巻貴之もインタビューに答え、今大会の感想を語ると、戦術については「やっぱり先に行ったほうが強いのかな」と客観的に語っていた。それ以上は言わなかったため、編集部が昨日23日に小比類巻に連絡を取り、もし自身が出るとしたらどのような作戦かを聞いたところ「1分しかないので、最初にリズムを上げて、タックルされないよう前蹴りや前蹴りのフェイントを入れて、パンチで打ち込んで行きます。相手が頭下げたらヒザ、相手が打ち合ってきたら顔面前蹴りとハイキックを狙いながら打ち合いに行きます」と無闇に突っ込まないにしても攻めの姿勢で1分の作戦を語ってくれた。

 今回の試合を見ても少林寺・山川のように前半は見て後半攻めて勝つ選手も見受けられた。後半の攻めでフィニッシュしたのは昨年7月大会でシバターが前半ほぼ手を出さず、30秒過ぎから右フックを入れ最後はチョークで締め落とし一本勝ちしたのが印象的だ。同大会で元UFCの菊野克紀も参戦し、元力士のヘビー級キックボクサーの野尻和暉に前蹴りで突き放し、左フックでダウンを奪ってからの、終了間際のパウンドKO勝利をしている。

 それぞれの攻め方、考え方、性格までも覗かせる1分の戦い方。今後、多くのプロ選手の戦いもぜひ見てみたいところだ。

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