【RISE】極真ベイノア、海人にリベンジ燃やす「2年半前の自分とは全く違う、生物的に強くなった」=4.2
4月2日(土)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『RISE ELDORADO 2022』の71.5kg契約のスーパーファイト(3分3R延長1R)にて、シュートボクシングのエース・海人(TEAM F.O.D)と対戦する、第2代RISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が23日、都内で公開練習を行なった。
【動画】今回はスベらないベイノア劇場!?同門南原と極真空手の凄さを魅せる
ベイノアは同じ極真会館に所属し、同じく4月大会に参戦する南原健太(極真会館)と共に、空手の打たせ稽古と組み手を披露。お互い「押忍」の掛け声と共に十字を切ると、素手の拳で腹打ちや下段蹴りを気合の声を発しながら打ち合う。
組み手では、かかと落とし、ブラジリアンキックなど、華麗な空手の蹴り技を披露。最後は両者同時の上段後ろ回し蹴りから残心の構え。正座での黙想で、空手家らしく締めた。
ベイノアは今回の公開練習の意図を「自分は常にキックボクシングの試合に向けた練習であっても、極真空手の修行の一環としてやっています。普段と同じ練習をやったまで」ときっぱり。キックであっても、MMAの試合でもあっても常に極真空手の稽古を通して挑むことを強調した。
ベイノアは19年12月のシュートボクシング大会で海人と対戦しており、その時は惜しくも判定負け。今回はホームで絶好のリベンジの機会を得た形となったが、「2年半前とは自分は全く違う。その時と同じ自分ではない。リベンジではなく、今の自分を試したい。その意味では絶好の相手」と、舌舐めずり。
「自分は全てにおいて生物的に強くなった。この2年半の間、様々なジャンルのトップ選手とリングで拳を交えることで、非常に多くのものを吸収できることができた。2年半前の自分は全く参考にならない」と、勝利への強い自信を持つ。
逆に海人の危険な部分はどこかと尋ねると「特にありません」とバッサリ。「いつどの様な相手が目の前に現れようとも、いつでも反応できる準備を普段から稽古している。相手も2年半前から次元が違うほど成長していると言っていますが、それでも対応できると思う」と力強く語った。
一方の海人はこの試合が組まれる前、6月の開催が予定されている天心vs武尊戦のメガイベントで、K-1の野杁正明との対戦を熱望しているが、その事についても「あまり先を見過ぎると、足元を救われるよと、人生の先輩として、リングの中で教えられたら」と忠告する余裕すら見せた。
極真空手の日々の鍛錬と、キック、MMAと様々な場数を踏んで“生物的に強くなった”ベイノアが、現在10連勝と快進撃の海人と、果たして、どの様な戦いを見せるのか注目したい。
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