【K-1】“狂拳”竹内裕二「ギリギリの魂の削り合い、気持ちの戦いになる」対する成合「現役の選手の強さを見せる」=公開練習
4月3日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~』で対戦する、“狂拳”竹内裕二(38=菅原道場)とSATORU成合(33=K-1ジム総本部チームペガサス)が公開練習を行った。
竹内は、“狂拳”の名の通り、Krushで衝撃的な試合を連発してきた激闘派。11年4月の初代Krush-60kg(現スーパー・フェザー級)王座決定トーナメント準決勝では、野杁正明とダブルノックダウンの後、左フックで衝撃KO勝利を果たしたこともある。今回は、約5年7カ月ぶりに電撃復帰を果たす。
【動画】“狂拳”竹内が、後のK-1王者・野杁正明をダブルノックダウンからの衝撃KO!
東京と、所属する菅原道場(千葉)を行き来しながら練習を続けてきた竹内。公開練習では、菅原忠幸会長とのミット打ちを披露。軽快な動きを見せ「手応えはめちゃめちゃある。以前より動きが速くなってる。パパッ!ササッ!て(笑)。落ち目は全然感じてないよ」と自信ありげに語る。
対戦する成合は、バチバチの打ち合いや真っ向勝負を好むファイター。そのため「魂の削り合い、気持ちの戦いになるだろうね。ギリギリの。そこで勝ちを取りに行く。激闘にはならないと思うけど、どっちかが倒れる試合になる。で、俺が立っている」と完全決着戦を見据える。
さらに「戦績的には連敗中の復帰戦だから、みんなに久々の俺の勝利の感覚を味わってもらいたいよね。まずはこの1試合。それでどのぐらい動けるのか確認する。もしかしたら動けないかもしれないけど、俺はそこからまた行こうとしている。めちゃめちゃぶっ飛ばすんでよろしく」と狂拳らしく、ファンにメッセージを送った。
一方の成合は、公開練習にて気迫溢れるパンチのミット打ちを披露。昨年は、3戦3敗と結果に恵まれなかったSATORUは「ファイトスタイルをチェンジしようとして、そこがちょっと上手くいってなかったのかなっていう部分があったんで、全然良くなかった結果でした」と振り返り、その改善に取り組んだ。
具体的には「今までのファイトスタイルを完全に無くすわけじゃなく、そこも活かして持ち味の“北九魂”もしっかり出していけるファイトスタイルを作っていこうかなと思っています」という。極端な攻めの姿勢のみではなく、攻撃とテクニックの両面を持ち合わせたスタイルを完成させるつもりだ。「手応えも少しずつ掴んできている」と、成果も出始めている。
竹内は、成合の師匠の梶原龍児が過去に対戦している選手。そのため「またレジェンドファイターと当ててもらえて凄く光栄ですし、代表の龍児さんが過去に対戦している選手なんで凄く嬉しくて、もう是非やりたい」と即決した。ファイターとしての印象は「バチバチの打ち合いが出来るような選手」と竹内同様だ。
竹内を尊敬する一方、「昔活躍していた選手ですけど、僕は今現役でやっているんで、過去に活躍していた選手には負けられないと思うんで、しっかり現役の選手の強さを見せたいと思います」と、直近のK-1で戦ってきた覚悟を見せるつもりだとした。
帰ってきた竹内と成合のバチバチの打ち合いに期待したい。
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