【RISE】原口健飛、倒し倒されのKO勝利に荒さ反省も「あれだけ闘争心が出たのは初めて、まだ成長できる」
4月2日(土)代々木第一体育館で開催された『RISE ELDORADO 2022』では、那須川天心のRISEラストファイトが行われた。そのセミファイナルで、ロンペット・Y’ZD GYMに1R KO勝利した原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が一夜明け会見に出席した。
試合内容は原口がパンチで2度のダウンを奪取するも、ロンペットの右フックでダウンを奪い返される。どうなるかと思われたが、ダメージは浅かったようで再度の猛攻、原口が左右のフックで3ノックダウンKO勝利を挙げた。
原口は昨年11月には、念願のGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオと対戦するも、判定負け。今回の試合の前には「気持ちの面が欠けていると感じている、メンタルを強化している」と語っており、それを裏付けるような積極ファイトで勝利した。
会見の冒頭で、伊藤隆RISE代表は原口のダウンについて「後頭部で引っ掛けられた感じ。見方によっては違うのかなと思いつつ、そこを冷静に対処した」と判断の難しいダウンであったことを明かした。
ABEMAの放送中にも何度かスローで再生されたが、確かにロンペットの右腕に巻き込まれ倒されたように見える。
原口は会見で「僕自身ずっと目標にしていたハートの強さを見せられた」と試合を振り返る。
さらに「技術はトップクラスかなと自分でも思ってる部分はあるんですけど。まあハートの強さが、元々本当に無くて。試合内容うんぬんに関わらず、ハートの強さを全開で見せられたんで、昨日に関しては満足してますね」と前戦で明らかとなった課題である、精神面を克服出来たと語る。
さらに「あれだけ闘争心が出たのは初めて。まだまだ成長できるなって感じました」と満足げだ。
しかしその闘争心ゆえ、意識が前に向きすぎたと感じたか「荒さが自分の中でも目立ったから、そこは反省」とも語る。続けて「闘争心はそのままで、修正しながら荒さを取っていけば、もっともっと強い自分になれる」と心技体揃った真の強者を目指したいと意気込んだ。
なお原口は試合直後のマイクでは、6月19日に決定した”那須川天心vs武尊”戦に向け「6月、もちろん僕も出ます。対戦相手は言わないですけど、明日ここでタイトルマッチをします。なので絶対勝ってください」と暗にK-1スーパーライト級王者・山崎秀晃との対戦を要求していた。
しかし、本日3日のK-1では山崎が挑戦者・大和哲也にまさかのKO負け。果たして原口の対戦はどうなるのか。なお原口はSNSで「え、やばい、どうしよ、どうなるの」と動揺ツイートしている。
▶次ページ:【動画】原口が強烈なパンチ連打でKO勝ちする瞬間
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・原口健飛がロンペットを初回KO、6月ビッグマッチ参戦アピール
・【K-1/動画あり】大和哲也が剛腕フックで山崎秀晃を秒殺KO、Sライト級新王者に
・“流血”のYA-MAN、合計4度のダウンの応酬をKOで制す!あわやKO負けの試練も
・那須川天心、苦戦の風音戦に「対策立てていなかった」その理由は
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!