パッキャオ大統領の誕生ならず、不正訴えるも落選
プロボクシング世界6階級の元王者のマニー・パッキャオ(43)は、9日行われたフィリピン大統領選挙に出馬し落選。当選したのは故マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス元上院議員(64)だった。
地元メディアが報じたところによると、現地時間10日12時32分の時点で97.43%の投票率。7名の候補者で当選確実にしたマルコス氏は約3087万票を獲得。2位のレニ・ロブレド副大統領(56)は1372万票。3位のパッキャオは約360万票でマルコス氏と大幅な差を付けられた。ボクシング界から大統領の誕生が期待されたが届かなかった。
昨年8月、『WBAスーパー世界ウェルター級タイトルマッチ』でWBAウェルター級休養王者のパッキャオがWBA同級スーパー王者のヨルデニス・ウガス(35=キューバ)に判定負けを喫し引退を宣言し、大統領戦に挑んだ。「フィリピン国民を利用している人々にメッセージを送ります。あなたの時間は終わりました! 私は戦士です」とドゥテルテ大統領政権を痛烈に批判した。
そして昨日、自身に一票を投じたパッキャオ。支持者に感謝の意を表し、「私たちが長い間求めてきた真の変化を望むなら、私に加わってください。そうすれば、真の変化を見ることができ、私利私欲のためにその地位を利用する不正な役人を懲らしめることができるのです」とメッセージをしていた。
海外メディアでは、この落選で再びリングには戻らないだろうと言われているが、今後の動向を見守りたい。
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