【KNOCK OUT】“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治が古巣に復帰、証明すべくは「ムエタイやばいだろ」
5月13日(金)都内にてキックボクシング団体KNOCK OUTが会見を開き、7月23日(土)後楽園ホール大会の参戦選手を発表した。
元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者であり、ムエタイで数々の輝かしい実績を残してきた梅野源治(33=PHOENIX)の参戦が決定した。
梅野は、現KNOCKOUTの前身であるREBELSや旧体制のKNOCKOUTに参戦していた。19年からはヒジ無しのキックボクシングに活躍の場を広げ、RISEの世界トーナメントやRIZINキックワンナイトトーナメントに参戦を果たした。直近は、今年3月にRIZINのリングで皇治に敗れている。
梅野は「ムエタイ、ヒジがある中で、もう一度良い試合を見ていただきたい思いがあった。(宮田プロデューサーが)ウチの事務所まで来た時、対面して話をさせていただいた。思いも伝わりましたし、KNOCKOUTが目指しているものと共通するものがあった。やっぱり『梅野源治、ムエタイやばいだろ』といった試合を見ていただくリングがKNOCKOUTに決まった。7月KNOCKOUTのルールの中で、いかに輝けるか見ていただきたい」と挨拶。
最近のSNSでは、梅野が皇治戦で判定を聞いた際に「やばいだろ」と発言したことが話題となっている。梅野自身、SNSの投稿で砂浜で走る画像をアップし「似合うだろ」、「試合が決まった楽しみだろ」などと発信。実はこの「やばいだろ」は、Twitterのスポーツトレンド入りしていた。
KNOCKOUTのREDルールは、首相撲としての展開が見受けられれば、攻撃を続けることが出来るため、梅野のヒジや首相撲の強みが活きるルールとなる。また、参戦する階級は61.5kgほどで予定されている。対戦相手は今後決まる予定。
ムエタイの頂点に立った梅野は、格闘技を続ける上で近年の心境に変化があった。新型コロナウイルスの影響で、タイ人強豪選手を日本へ招聘できない中、「今までやってきたルール、ムエタイの強さの認知度を上げていきたい」との思いが芽生えた。
その思いからRISEやRIZINのヒジ無しキックにも果敢にチャレンジしたが、敗戦も経験した梅野。そのため「キックボクシングルールで良い結果が出せない。ムエタイって弱いじゃんと思わせてしまっている。そこをなんとか変えていけたら」と決意を語った。
梅野が新生KNOCK OUTでどのような戦いを見せてくれるか。
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