【テクニック】天心の勝因、武尊の敗因を久保優太が解説、勝敗ポイントは「足の位置、メイウェザーのディフェンス」
6月19日に『THE MATCH 2022』で行われた那須川天心と武尊の勝敗をわけたポイントを、元K-1王者の久保優太が自身のYouTubeチャンネルで分かりやすく解説した。識者があらゆる角度で世紀の一戦を語っているが、「びっくりするほどわかりやすい解説」とファンが驚くほど的確な分析となった。
【解説写真と動画】久保が指摘する勝敗を分けたポイント、わかりやすく解説
久保は弟の賢司とともに、天心と武尊になって実演。まず久保は、武尊が最初に放った右ミドルキックを続けていれば展開が違ったと指摘した。左構えのサウスポーの天心、右構えの武尊は、前足を相手の外側の位置へ置くような争いがあったという。
「これはサウスポーとオーソドックスの選手が戦う場合のセオリーなんですが、前足を相手の外側に置くとミドルやパンチを当てる時に力のある攻撃ができます。逆に外側を取られた選手は利き手で攻撃しても力が弱いか、当たりません」と久保は説明する。
そして、武尊が相手の外側を取った瞬間、逆に天心はジャブを当てることができたと指摘する。利き手の攻撃は当たりにくいが、ジャブは逆に当たりやすくなる。当ててから天心は外側に素早く移動し、優位に立っていた。
武尊が右ミドルキックを蹴り続ければよかったが、三日月蹴りに変えたことで軌道が近くなり、かわしやすくなったという。
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