【RIZIN】浜崎朱加「明日は全力で暴れる」因縁の相手・アギラーは「最も残酷な試合になる」＝前日計量

2022/07/30（土）UP
（最終更新：2022/07/31 01:49）

　7月31日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.37』の前日計量が、30日に都内で行われた。RIZIN WORLD GRAND-PRIX 2022スーパーアトム級（49.0kg）トーナメント一回戦にて対戦する、浜崎朱加（40=AACC）は48.85kg、ジェシカ・アギラー（40=メキシコ）は48.35kgで共に計量をパスした。

【フォト】浜崎が鍛え抜かれた肩と腕でマッスルポーズ

　浜崎は、RIZINスーパーアトム級の絶対女王だったが、今年4月にダイレクトリマッチで伊澤星花に連敗し、スーパーアトム級王座を失ったばかりだ。今回のトーナメントで捲土重来を狙う。

　対するアギラーは元UFCファイター。12年と13年には浜崎の師匠である、女子格闘技界のレジェンド・藤井惠を2度判定で退けている。また浜崎自身とは11年にJEWELSで試合が決まっていたが、東日本大震災の影響で流れた因縁もある。

　計量では、アギラーは満面の笑みでマッスルポーズ。浜崎は落ち着いた様子で同じくマッスルポーズも、鍛え抜かれた肩回りの分厚さが目立つ。

　フェイスオフになると、アギラーは笑みを止める。浜崎と2人ベテランの落ち着き払った表情を見せ、互いを見据えた。

　マイクでアギラーは「明日の試合が最も残酷な試合になることを宣言いたします。明日はたくさんの血が流れることでしょう」情熱的すぎる激闘宣言だ。

　対する浜崎は「コロナ禍の中でアメリカから来ていただいて、ジェシカ、ありがとうございます」とアギラーに礼をした後「明日は2人で最高の試合をしたいと思います」と意気込む。

　最後に2人は握手してはがっちりと抱き合い、健闘を誓い合った。

　昨日の試合前インタビューでもアギラーは「凄惨な試合になる」と語り、KO勝利を宣言していた。
　また浜崎も試合前インタビューで「負けたくないという気持ちが今回すごく強い」と語っており、この一戦には気持ちが入っているようだ。SNSでも「明日は全力で暴れます」とコメントしている。

　師の仇と11年前に流れていた幻の試合、二つの因縁に浜崎はどう決着をつけるか。

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