ゲーオにも勝利し、内山高志とも戦ったジョムトーンがK-1初参戦「70kg、67kg、65kg、3本のベルトを獲りたい」
9月11日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の追加対戦カード発表記者会見が、8月3日(水)都内にて行われた。とくに注目を集めているのは、ラジャダムナン4階級王者&WBCムエタイ3階級王者にして、ボクシングのWBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチで内山高志と対戦したジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)のK-1初参戦だ。今大会ではアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)と対戦する。
【フォト】ジョムトーンが日菜太・T-98からダウン奪い勝利、内山にはKO負けした瞬間
K-1初参戦のジョムトーンは、「また、ここに帰って来られて嬉しいです。辞めようかと思ったこともありましたので、今回こういう機会をもらえましたので全力でがんばりたいと思います」と挨拶した。
ジョムトーンが内山高志とボクシングの世界戦を争ったのは、2015年。その後は2017年に中国のクンルンファイトでT-98をTKOで下し、2019年にはKNOCK OUTで日菜太から判定勝利を収めている。2009年にはゲーオ・フェアテックスを判定で下すなど、かなりの実績を積んできた。戦績は252戦206勝(46KO)42敗4分のキャリアを持つムエタイのレジェンドだ。
K-1へ参戦することとなったジョムトーンは「こうして戦う機会ができたことを嬉しく思います。パンチと蹴り、私の技術のすべてをお見せします。ヒジ打ち、首相撲なしのK-1ルールも問題ありません。長い期間、キックの試合をしてきましたし、ムエタイの試合は何年もやっていませんから」とルールへの順応は問題ないという。
レジェンドと対戦するアビラルは、「間違いなく最強の相手ですね。これ勝ったらデカいね」と、やや緊張の面持ちで興奮気味に答えた。
互いの印象を聞かれると「大きい選手。でも自分には経験があるので、何も心配していない」とジョムトーン。対するアビラルは「最強の相手」と短く印象を語った。
ジョムトーンは「試合をするのは2、3年前、ラジャダムナンでチャンピオンになった時以来だと思う」とブランクがあるようだが問題にしていない様子。それどころか「K-1のチャンピオンになるために、ここに来ました。70kg、67kg、65kg、3本のベルトを獲りたい」と3階級制覇を狙っていることを明かした。
それを聞いたアビラルは「倒します。K-1はそんなに甘くない。1Rから倒しに行きます」とKOを狙っていくことを約束した。
ジョムトーンが強さを見せるか、それともアビラルが金星を挙げるか、注目の一戦となる。
<決定対戦カード>
▼K-1スーパー・ウェルター級
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)
vs
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)
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