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【K-1】スネ骨折から復帰の西京春馬「いつかK-1のベルトを獲る」=9.11

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2022/09/02(金)UP

西京春馬 (C)K-1

 9月11日(日)に神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』で、森坂陸(エスジム)と対戦する西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行った。

【動画】西京が左スネ骨折した瞬間と、回復し左ミドル連打する現在の映像

 西京は2017年10月に小澤海斗を下し第3代Krushフェザー級王座を獲得。2018年に行なわれた第2代フェザー級王座決定トーナメントでは優勝本命とされながら、決勝で足を負傷して無念のTKO負け。さらに2019年11月にK-1のアーサー・メイヤー戦で左足を骨折し、今回約2年10カ月ぶりに復帰する。

ミットを蹴る西京春馬 (C)K-1

 本格的に練習を再開したのは2か月前で、復帰戦のオファーを受けた時はすでに試合まで2か月を切っていたという。公開練習ではミットに鋭い左ミドルキックを連打。左スネの骨が真っ二つに折れる重傷を負っていただけに、「試合でも思いっきり蹴りますけど、公開練習でも思い切り蹴って『大丈夫なんだ』と見せたいので左ミドルは強めに蹴りました」と笑う。

 復帰を決めたのは「いつかはK-1のチャンピオンになる」という強い思いだ。先月のK-1福岡大会で行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝した軍司泰斗の戦いぶりにも「K-1チャンピオンは凄いな」と大いに刺激を受けたという。

「リハビリしている時も、ずっと『K-1のチャンピオンになる』という思いは持ってましたね。始めたきっかけがK-1で、あと一歩のところで届かなかった悔しい思いもしましたし。『K-1のベルトを獲る』という思いは、僕は結構強い方だと思います。引退するまでには絶対に獲っておきたい、という思いはありますね」と気持ちを語る。

パンチを放つ西京(2019年11月)

 対戦相手の森坂に対しては「油断しなければ、僕と比べるような相手ではないなというのは正直ありますね。僕はどんなパンチでもカウンターを合わせる自信があるので、バックブローだけは気をつけて。ただ、油断は一切せずに、チャンピオンと試合するつもりでいきます」とコメント。

 自身を「パワーは正直ないですけど、スピードとテクニックはフェザー級の中で誰にも負けてない、という自負はあります」と評す西京は、最後に「今回、復帰を決めた理由はあまり言わないですけど、一番は子供のために頑張りたい。で、二番目が応援してくれた人たち。みんな期待してくれてるので、期待に応えたいなっていう。自分のためというよりサポートしてくれた人のために、今回の試合ではいいところを見せたいと思います。僕も森坂選手も神奈川県出身で、二人で頑張って盛り上げて、面白い試合をしたいです。3年ぶりの試合ですけど、過去の自分よりも強くなった姿を見せたいので、応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。

▼第10試合 tvk開局50周年記念試合/-58kg契約
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
森坂陸(エスジム)

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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