【ボクシング】田中恒成、世界４位シッキボを圧倒「来年４階級制覇します」
試合後、田中は腫れた顔で対戦相手のシッキボと撮影
12月11日（日）、名古屋市の武田テバオーシャンアリーナにてスーパーフライ級10回戦が行われ、元世界3階級王者の田中恒成（27＝畑中）がWBO同級4位のヤンガ・シッキボ（28＝南アフリカ）に判定3-0（97-93×2、98-92）で勝利。20年大みそかに井岡一翔に敗れて王座陥落、以降3連勝となり、次は世界が見えてきた。
【フォト】田中が計量で見せた彫刻のような驚愕バキバキボディ！
試合は序盤、シッキボは独特のリズムを刻みジャブをヒットさせる。対して冷静に距離を測る田中は2ラウンド、シッキボのパンチで左目尻をカット。止血に成功した田中は圧力を強め、4ラウンドからボディを中心に組み立てシッキボの足を止めにかかった。
ラウンド後半に入り粘りを見せるシッキボは田中の打ち終わりにワンツーをヒットするが田中の前進を止められず。
終始圧倒的に試合を支配した田中、今年最終戦を勝利し試合後の会見で「来年は4階級制覇します」と宣言した。
（取材・撮影 植田洋介）
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