ジェイク・ポールが初黒星、トミー・フューリーにスプリット敗北に「再戦する」
世界的人気YouTuberで、プロボクシング6戦無敗だったジェイク・ポール(26=米)がついに初黒星を喫した。2月26日(日・現地時間)サウジアラビアで開催された[クルーザー級・8回戦]で、ポールはWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーの弟トミー・フューリー(23=英)を相手に最終Rでダウンを奪うも、2-1判定負けした。
【フォト・動画】ポールがフューリー弟から最終ラウンドにダウンを奪う瞬間
ポールは6戦全勝(4KO)、トミーは8戦全勝(4KO)と共に無敗同士。2人は21年12月に対戦予定だったが、トミーがアバラを骨折し欠場、満を持しての対決となった。ポールは元UFC王者タイロン・ウッドリーらに勝利してきたが、今回が純プロボクサーとの初の対戦となる。
前半、ポールはジャブを飛ばしながら前進、一方トミーは足を使いながらポールの打ち終わりに素早いコンビネーションを入れる。次第にトミーのパンチが当たりだし、ポールはクリンチを多用する。
5R、クリンチの際、ポールの左フックが後頭部へヒットし減点。しかしトミーも飛ばし過ぎたか、6Rにホールディングで減点を取られる。
ボクシング技術で上回るトミー優勢だったが、最終8R、ポールのカウンター気味の左ショートがヒット!トミーがフラッシュダウン気味に倒れる。トミーは”スリップだ”と言わんばかりにアピールするが、ダウンを取られ、最後はトミーの猛攻で終了した。
判定は1者が75-74でポールにつけるも、2者が76-73でトミーのスプリット勝利となった。
ポールは試合後に「謙虚になれる経験だった。強くなり戻ってくる」と負けを認める。続けて「キャンプで2回病気になり、腕もケガをしたが言い訳にもしない」と付け加えた。さらに「接戦だった、再戦に値する」と再戦を希望した。
一方、勝者のトミーは「これは僕にとって、メインを背負った世界タイトルマッチだった」と勝利に大喜びし「再戦したいのなら、受けて立つ」と応えている。
両者には再戦契約があり、再び戦う可能性が高いが、ポールはリベンジすることが出来るか。
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