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【ボクシング】勝てば史上初!重岡銀次朗と優大、兄弟同日同階級で世界タイトル戦に挑む=4.16代々木

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2023/03/07(火)UP

兄弟で世界王座に挑む、重岡優大(右)と重岡銀次朗(左)

 4月16日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『3150FIGHT vol.5〜東京を殴りにいこうか!〜』のメインカード発表会見が7日都内にて行われた。
 同大会ではダブル世界戦が決定。「IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」では、同級3位のレネ・マーク・クアルト(フィリピン)vs同級4位の重岡銀次朗(ワタナベ)。
 もうひとつは「WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」で同級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に重岡銀次朗の実兄で同級4位の重岡優大(ワタナベ)が挑む。勝てば史上初の同日および同一階級世界王者戦となる。

【フォト】兄弟で肩を組みガッツポーズ!亀田興毅も出席、この会見の模様

王者バラダレス(左)vs銀次朗(右)、疑惑のバッティングシーン

 銀次朗は、1月6日に現IBF世界ミニマム級王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)とのタイトルマッチで相手側のバッティングから自滅負傷で3回で無効試合に。今回再戦の方向で進んでいたが、バラダレスの怪我が治らず実現せず。この暫定戦に勝利してからバラダレスに再戦する形となった。

 今回再戦の方向で進んでいたが、バラダレスの怪我が治らず実現せず。この暫定戦に勝利してからバラダレスに再戦する形となった。

 銀次朗は今回の対戦相手クアルトの印象について「前回戦ったバラダレスより良い選手だと思っています」と評し、「気持ちが強くて、パンチ力もあって、どんどん前に攻めてくるいい選手だと思うんで、面白い戦いになると思うし、強い相手にどんな倒し方が出来るか楽しみにしていただけたらと思います」と自信。会見後の囲み取材でも「まともに僕のパンチが当たったら倒れると思う。展開的には自分の距離で戦って、足を使って前へ行って、距離は僕の方が遠いじゃないですか。それに対して、もし前に出てきてくれるなら、その方が好都合。打ち合いたい」と意気込んだ。

 対するクアルトからビデオメッセージが届き「日本で行われるこの試合は、ミニマム級の中でも最高の試合になる。日本と世界のすべてのボクシングファンに素晴らしい試合をお見せすることを約束する」と善戦を誓った。

意気込みを語る優大

 また、もうひとつの世界戦となる、プラダブスリと優大の「WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」について、亀田ファウンダーは王者プラダブスリについて「40戦39勝と3回防衛していて、世界王者としても強い相手だと思う」とするも優大については「同日に同一階級で世界を目指すのは、他を見ても例のないこと。王者になれば、ボクシング界に新たな歴史が生まれる日にもなるので、重岡兄弟をボクシングファンの皆で応援してもらえたらと思います」と呼びかけた。

 優大は会見で「プロ7戦目で、世界戦というチャンスをいただいて感謝してます。実力でつかみ取りたいと思います」と意気込みを語ると、「(対戦相手の)キャリアは気にしてないです。プロでは僕よりも数倍キャリアを重ねていると思いますが、僕も銀次朗も格闘技をはじめて約20年くらいになるので、人生懸けてやってきてるキャリアが違うんで、40戦やっていても別に何とも思ってないですね」とキャリアは関係ないとした。会見後の囲み取材では「決まりそうにないけど一発で終わらせたい。ワンパンフィニッシュですね。俺はそれができるので、それでやろうかなと」と自信をみなぎらせた。

対戦相手の写真を持つ重岡銀次朗(中央左)と優大(中央右)、亀田興毅ファウンダー(左)、渡辺均会長(右)

 兄弟でミニマム級チャンピオンを目指すことに関し、銀次朗は「今、同じ階級なのでWBCIBFに挑戦しますけど、4団体を2人で取って、ミニマム級のベルトを全部重岡兄弟で集める。そこは達成目指してやりたいと思っています」と言うと優大は「(今回)2つ獲って、その後に2つ兄弟で獲って、4つ(の団体で)ミニマムを制したい。この階級でまだキャリアも足りないし、まだまだ自分のボクシングに納得いっていないので、この階級でキャリアをつけてライトフライ級にいつかは上げたいなと僕は思っています。兄弟で4つベルトは現実にきっとなると僕は思っています。僕はWBAとWBCが欲しいですね。そこはじゃんけんで決めたいと思います」と揃って力強くコメントした。

 重岡兄弟がこれまでの兄弟ボクサーと違うところを記者に問われると、優大は「小さい頃から、僕らの父親も亀田史郎さんみたいな感じで、亀田三兄弟をお手本にして僕たちは練習させられてきたので、僕たちを知らない、今知った人たちも、亀田三兄弟をイメージしてもらえるとイメージがつきやすいと思います」と答えた。

 その他、中川麦茶(一力)vsロビン・ラングレス(フィリピン)のスーパーバンタム級8回戦など5試合と、奈良井翼や日本ヘビー級王者但馬ミツロの参戦も発表された。

▶︎【フォト】兄弟で肩を組みガッツポーズ!亀田興毅も出席、この会見の模様

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