【プロレス】“元キック王者”前口太尊が“来栖うさこファン”佐藤光留とのタッグでベルト戴冠目指す=5.5
5月5日(金・祝)に東京・後楽園ホールで開催されるガンバレ☆プロレス「初代SOG世界タッグ王座決定戦」の会見が13日都内にて行われ、同トーナメントに参戦する前口太尊、佐藤光留、高岩竜一、今成夢人が出席した。
前口は2006年新空手全日本大会で3位、2008年J-NETWORKアマチュア全日本大会で3位とアマチュアで経験を積み、J-NETWORKライト級新人王決定トーナメントでプロデビュー。J-NETWORKライト級王座にも輝いた。常に激戦を展開しファンを沸かせ、2021年7月にキックボクシングを引退、続く8月にプロレスデビューを飾っている。
今回のタッグ戦で前口のパートナーを務めるのは、プロレス戦のほかパンクラスでMMAやラウェイ大会にも出場するファイター佐藤光留。現在キックボクシングイベント『KNOCK OUT』のラウンドガールも務めるグラドル・来栖うさこの熱狂的ファンで、自称“変態”な一面も持つファイターだ。
両者ともに格闘技とプロレスに精通する前口と佐藤のタッグ名は「変態パンチドランカーズ」。その対戦相手には、ベテランの高岩竜一とDDTプロレスに映像班としても在籍する今成夢人のタッグチーム「うるせぇズ」が立ちはだかる。両タッグは今年3月に行われたトーナメント1回戦を勝ち上がり、決勝戦へ駒を進めた。
前口は会見で「プロレスラーになって1年8ヵ月、やっとチャンスが来た」と意気込む。対戦相手の高岩と今成に対しては「パワーがすごい」と評するが「こっちはパワーと切れを身につけて、絶対倒してやろうと思うんで。普通のプロレスラーがやってるような練習しても、まず勝てないんで。頭使って練習してるんで。前口の進化を見てもらいたい」と気合のコメントを残した。
果たして、元キック王者はプロレスでもベルトを巻くことができるのか、注目の一戦となりそうだ。
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