2023/07/28（金）UP
（最終更新：2023/07/28 15:13）

扇久保博正とRIZINバンタム級王座を争うフアン・アーチュレッタ（写真は前戦の試合後会見にて）

　7月30日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』の事前インタビューが、28日（金）都内にて行われた。
　2部制で行われる今大会のRIZINパート［RIZIN バンタム級タイトルマッチ 5分 3R（61.0kg）］で扇久保博正（パラエストラ松戸）と対戦する、フアン・アーチュレッタ（アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA）が試合へ向けての意気込みを語った。

【動画】アーチュレッタ、RIZINトップ戦士・井上直樹との激闘制す！

　アーチュレッタは「もちろん、さいたまスーパーアリーナでRIZINのタイトルを奪取して、持ち帰るということが出来れば。本当に私としてはPRIDEを見ていた頃から、日本のタイトルを持って帰る夢がありました」と並々ならぬ思いでタイトル戦へ挑む。

　記者からどのような点で、自身が上回っているかと問われると「扇久保選手は本当に努力して、勝ち上がってきたという選手。侍の精神を持って、ずっと戦ってきた選手です。私と彼は似ている点はあります。彼が私に勝てない理由としては、私には勢いがあります。日本のベストファイターとも戦って、勝ってきていますので、その点が違いとして出てくると思います」と自信たっぷりに語る。

『RIZIN.42』のリングで対面した時の朝倉海（右）とアーチュレッタ

　本来は朝倉海との試合が決まっていたアーチュレッタ。朝倉の怪我で中止となったわけだが、その点について「彼としても私と戦うことでこの先アメリカのチャンスが出てきたと思うが、怪我をしてもとにかく戦って場に出てくる気持ちがないといけない。彼は直線で逃げたので弱虫だと思っている」と苦言を呈す。

　仮にアーチュレッタが王座を戴冠した場合、朝倉を相手に防衛戦を行うつもりなのか。しかし、アーチュレッタは「私としては対戦相手を選ぶつもりはありません。私としては相手が誰であろうと構いません。どういった対戦相手を用意しようが、そこに向かって戦っていく」とする。特別、朝倉を相手として指名したい気持ちはないようだ。

　RIZINの王者になった場合は、RIZIN代表としてベラトールと戦う気持ちはあるかと問われると「どちらの方が大きなファイトマネーを払ってくれるかによる」という。アーチュレッタは、果たして扇久保を下して、RIZIN王座を戴冠することができるか。また、王者となった場合は、どちらの代表選手としてリングに上がることになるのか。アーチュレッタの動向から目が離せない。

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