DEEP佐伯代表、韓国対抗戦BLACK COMBATに怒り「もう二度と絡みたくない」=9.18後楽園
9月18日(月・祝)に東京・後楽園ホールにて開催の『DEEP 115 IMPACT』で、韓国MMA団体「BLACK COMBAT」との対抗戦第2弾が行われる。
DEEP佐伯繁代表は28日、YouTube『DEEPチャンネル』でBLACK COMBAT側からダブルタイトルマッチの要請があるなど、かなりの無茶ぶりに怒りを覚えていることを明かした。
BLACK COMBATは韓国の新興MMA団体で、YouTube発のプロモーションとして頭角を現した。現在はRoad FCからも次々と選手を引き抜き、大きな勢力に拡大。今年2月に行われたDEEPとの対抗戦はBLACK COMBATが勝ち越し、勢いに乗っている。
今回はDEEPから5名の王者を含めて7名が選抜されて、韓国のBLACK COMBATからの精鋭7名(=王者5名)との対抗戦が組まれている。初めて日本でBLACK COMBATとの対抗戦7vs.7が行われることとなるが、DEEP佐伯代表は「BLACKには怒りがあって、ナメられているのかなと思ってこの動画を回しています」と冒頭から怒りモード。
その怒りの理由は、「9月に対抗戦をすることが決まり、向こうは予選をすることになっていて、6月までに終わらないと厳しいよと話をしていたのに、7月末までやっていました。そうしたら、ケガで出られない選手が出てきて。やっぱりそういうことになるんですよ。スケジュール組みが、YouTubeに合わせた形になると、後手後手になる」と対戦相手が決まらないことを批判。
さらに、「もともと(BLACK COMBATの)タイトルマッチにするという話があって、でもDEEPのリングなので、DEEPルールになりますよと伝えたら、それでもいいと。変わった団体だなと思っていたら、DEEPとのダブルタイトルマッチとしようと向こうから勝手に言われて」と佐伯代表。
そして、「DEEPのタイトルは、それぞれ防衛戦とか挑戦を待っている選手がいるわけですよ。それを飛ばして、韓国の選手がいきなりDEEPのタイトル挑戦ということはあり得ないわけです。それぞれのタイトル防衛の期限もあるし、契約問題も出てくる。そんな計画性もないBLACK COMBATの浅はかなベルトは、いらねぇよ!」と強い言葉で吐き捨てた。
たしかに22年の歴史があるDEEPと、旗揚げして1年のBLACK COMBATでは、ベルトの重みが違う。契約もしていない計画性がないダブルタイトルマッチの提案に、DEEP代表として腹を立てても仕方がない話だ。
佐伯代表の話を横で聞いていたDEEPライト級王者の大原樹理は、「ベルトをくれるなら欲しいけど、ダブルタイトルマッチは……。逆に向こうのタイトルをかけてくれないと、出る価値がない」と強気に発言した。
佐伯代表は「ダブルタイトルマッチとかナメんなよ、この野郎!もう二度と絡みたくない」とまで言い切った。
大会まで、あと3週間を切った。まだまだ、ひと悶着ありそうな気配の今回の対抗戦。はたして、どんな結末になるのだろうか。
<DEEPvs.BLACK COMBAT、7対7対抗戦決定カード>
▼DEEP女子アトム級 5 分 3R
大島沙緒里(AACC)vs.パク・シユン(ザ·ジムラップ)
▼DEEP フライ級 5 分 3R
駒杵嵩大(fightbase 都立大)vs.キム・ソンウン(軍浦本州知事)
▼DEEP バンタム級 5 分 3R
石司晃一 (フリー)vs.ユ・スヨン(軍浦本州知事)
▼DEEP フェザー級 5 分 3R
青井人(BLOWS)vs.シン・スンミン(テグセンジム)
▼DEEP ライト級 5 分 3R
大原樹理(KIBA マーシャルアーツクラブ)vs.イ・ソンハ(サビ MMA)
▼DEEP ミドル級 5 分 3R
鈴木槙吾(Mil gracias)vs.チェ・ジュンソ(チームヤチャ team yaksha)
▼DEEP ヘビー級 5 分 3R
酒井リョウ(レンジャージム)vs.ヤン・へジュン(エクストリームコンバット、チームアバロン)
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