木村ミノル、ドーピング“陽性”で昨年12月の矢地祐介戦も無効試合に=INOKI BOM-BA-YE×巌流島
昨年12⽉『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』(両国国技館)にて、木村“フィリップ”ミノルが矢地祐介に1R KO勝利したが、ノーコンテスト(無効試合)に変更となった。
2日にRIZINが開いた会見で、RIZIN6月大会後に行った木村のドーピング検査結果が“陽性”との発表を受け、本日5日にINOKI BOM-BA-YE 巌流島事務局が発表した。
木村はRIZINでのロクク・ダリ戦に続いて矢地戦も無効試合となった。
【フォト】木村のパンチで矢地が失神する連続写真/計量でムキムキすぎるボディの木村
木村と矢地の試合は、1Rキックルール、2RMMAルールのMIXルールで行われ、1Rに木村の左フック一撃で矢地が失神、木村が1R 1分58秒でTKO勝利した。
しかし、木村の“ドーピング陽性”が発表された今月2日の会見で、登壇した木村本人が、昨年12月の矢地祐介戦、今年3月KNOCK OUTでのクンタップ・チャロンチャイ戦では減量の効果を上げるために禁止薬物を使用したと告白していた。
巌流島では旗揚げ以来、国内の医療機関によるドーピング検査を⾏っており、契約書上はドーピング違反を起こした場合の罰則規定も盛り込んでいるが、昨年12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』では、⽊村の陽性反応は検出されなかったという。
検出されなかった理由について、巌流島は「RIZINが⾏っている⽶国のアスレチック・コミッション・レベルのドーピング検査との精度のレベル差だと思われます」との見解を示している。
木村については「厳密に⾔えば、12.28⼤会においては陽性反応が認められなかったため、規定違反を犯しているわけではないのですが、⽊村ミノル選⼿⾃⾝が会⾒上で⾃⽩していることを重く受け⽌め、当試合をノーコンテストにさせていただいた次第です」とした。しかし、規定違反ではないため、罰⾦等のペナルティは課していないとのことだ。
INOKI BOM-BA-YE 巌流島事務局は「今回の問題を受け、これは⽊村ミノル選⼿⼀個⼈の問題だけではなく、ドーピング問題への対応を明確にしてこなかった格闘技団体側の責任も重いということを真摯に受け⽌めています。⼀格闘技イベント主催者として深く反省し、次回以降、⼀歩ずつ改善していきたいと思います」としている。
▶️次ページは【フォト】木村のパンチで矢地が失神する連続写真/計量でムキムキすぎるボディの木村
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【RIZIN】木村ミノル、ドーピング“陽性”で謝罪、処分は半年間の出場停止、使用はK-1離脱後に
・木村ミノル、豪腕フックで戦慄の秒殺KO!矢地祐介が一撃で失神
・竹原慎二、木村ミノルの半年間の出場停止に「甘すぎる、永久追放でもいいくらい」と指摘
・ビルダーで体育学者が「ドーピング止めても10年間、筋肥大しやすい」木村ミノル問題に警鐘
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!