木村ミノルのドーピング陽性に、所属ジム会長が“無期限の試合出場”と驚きの処分、その理由とは…
9月2日に行われたRIZINの記者会見で、ドーピング検査の結果が“陽性”と発表され、RIZINに半年間の出場停止処分が下された、元K-1王者・木村“フィリップ”ミノル。
そして22日、所属ジムBattle-Boxの渡辺一久会長が自身のSNSで、木村に対する処分(ペナルティ)を発表。それは“無期限の試合出場”という意外なものだったが、その処分の理由を説明した。
【フォト】ドーピングが疑われていた木村の“ムキムキすぎる”ボディ、衝撃の失神KOも
渡辺会長は自身のSNSで「Battle-Boxは木村ミノルに対して“無期限の試合出場”を命じます。内容につきましては、各団体様から頂く試合出場のオファーを断ることなく(※ジム側で判断した試合に対して)出場し続けるというものです」と木村の処分を発表。賛否両論ある事はもちろん承知の上で、この決断に至ったという。
処分の理由については「(木村が)戦い続ける事こそが皆様への償いだと考えるからです。ファンの皆様を裏切ってしまった彼の愚行は決して許されるものではなく、変えられない事実です。試合出場停止、または引退を選択した場合この事実のみが残り、ファンの皆様を裏切ったままになってしまう事になります。 一戦でも多くの試合に出場し、皆様に全力で戦う姿を観て頂く事で少しでも償いが出来ればと思ってのことです」と説明した。
続けて「本件は決して許される事ではありません。しかし、失敗や過ちを犯した人間を見捨てる事が会長として正しい決断だとは私は思えません。試合に出続けるという事は常に試合ができる状態で居続けるという事です。それはこの先今まで以上の困難が待受けている事を意味します。その中で彼を指導し支え続け、選手として一人の人間として成長させる事が唯一私に出来る事だと考えてのことです」と自身の考えを綴った。
この処分には、渡辺会長も承知していたように、投稿のコメント欄で「自分は木村選手が闘い続ける事に賛成です」と肯定的な意見もある一方で、「大丈夫、誰も試合しないから」「私は木村選手のファンですが、今は彼の試合が見たいと思いませんし、今はやるべきではないと思います」「最初見たら無期限の出場停止見えて、感心したけど、逆だったw」など、批判的な声も多く寄せられていた。
ドーピング問題で大きな波紋を呼んでいる木村。果たして、今後の動向はどうなるのだろうか。
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