【RISE】風音が引退セレモニー「本気で生きていきますので、またどこかでお会いしましょう」

2023/12/16（土）UP
（最終更新：2023/12/17 00:46）

　12月16日（土）東京・両国国技場で行われた『RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』で、RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝＆RISEスーパーフライ級1位の風音（25＝TEAM TEPPEN）の引退式が行われた。

【フォト】花束を持った風音、那須川会長や大親友・政所仁らと記念写真

　風音は世界一を目指して関西から上京。21年の『DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント』ではリザーバーから本戦へ進み、下馬評を覆して制覇し「見たかボケ」の名言を残して成長と実力を見せつけた。昨年6月の『THE MATCH 2022』では現K-1バンタム級王者・黒田斗真と対戦し、延長判定の大接戦を制し、昨年4月に那須川天心のRISEラストマッチの相手を務るなど、RISEの次世代の顔としての活躍を見せていた。

　ラストマッチは今年7月『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』での政所仁戦となった。『RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament』リザーブマッチで大親友である政所と拳を交え、延長で判定負けを喫したのを機に、引退を決意したという。

　最後の花道を進みリングへ上がった風音は「見たかボケ！」とお馴染みの決め台詞をシャウト。そして「引退を発表した時に沢山の方から熱いメッセージを頂き、改めて多くの方に愛され支えられてきたんだと実感しました。本当に長い間応援ありがとうございました。これだけの皆さんと一緒に命を賭けてやってこられたことが一番良かったし、格闘技に出会えて本当に良かったと思います」と、長く自身を応援してくれたファンや関係者に感謝を述べた。
　さらに「この場を借りて」と前置きをしながら、長年心配をしながら応援し続けてくれたという父親へ「親父ありがとう。親孝行できているとは思わないけど、どこかで一緒にお酒でも飲みにいきましょう」と感謝を伝えた。

「まだまだ僕の人生は続くんですけど、RISEで、キックボクシングで、格闘技でやってきたことを引き継いで本気で生きていこうと思います。格闘家としての風音はバイバイですけど、本気で生きていきますので、またどこかでお会いしましょう」とファンへ違う形での再会を呼びかけた。

　最後に惜別の10カウントゴングが鳴らされ、選手としての最後のコールを聞くと、風音は清々しさを感じさせる表情のままリングを降り、現役生活に別れを告げた。

♦プロフィール
風音
所属・ジム　TEAM TEPPEN
生年月日　1998年10月27日
身長・体重　167cm・53.0kg
出身地　京都府宇治市
ファイトスタイル　オーソドックス
戦績　26戦17勝9敗（6KO）
獲得タイトル　RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝

▶︎次ページは【フォト】花束を持った風音、那須川会長や大親友・政所仁らと記念写真

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・風音、24歳で引退表明！親友・政所仁との二度目の対戦で決意、その思いを語る

・[最終戦]政所仁が風音との“親友対決”に勝利、延長判定を制しリザーバーに

・風音が悔し涙も天心を追い込み「拳に感触があった、この先、何も怖くない」

・【RISE】12.16 全試合 結果 速報（田丸辰vsクマンドーイほか）ライズ 試合結果