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【パンクラス】ドローとなった高橋遼伍vsキム・サンウォンがキムのTKO勝利に変更

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2024/01/15(月)UP

ドロー判定からキムのTKO勝利に

 昨年12月24日(日)神奈川・横浜武道館にて開催された『PANCRASE340』の第7試合[フェザー級/5分3R]高橋遼伍(KRAZY BEE)vsキム・サンウォン(韓国/KOREAN TOP TEAM)では、バッティングによる高橋のドクターストップを受け、テクニカル判定でドローとなっていたが、高橋の負傷はキムの有効打によるものとして、キムの3R0分0秒TKO勝利へ変更となった。14日に主催者が発表した。

【動画】高橋が右目尻から流血もパンチで攻める!

後日の映像検証で、試合中に見られた流血はバッティングではなく有効打によるものと判断された

 この試合は、1R終盤のバッティングで高橋が右目尻から出血。高橋はバッティングによる眼窩底骨折の疑いで、3R開始直後にドクターチェックを受けて試合ストップとなり、その時点までの判定で1-1(30-28、29-29、28-30)のテクニカルドローとなっていた。

 試合後、キムが所属するKOREAN TOP TEAMの代表ジョン・チャンヨル氏からの異議申し立てを受け、パンクラス側の評議員と審判員による映像検証と協議が行われた。その結果、ドクターストップに至った負傷が有効打によるものであったとし、キムのTKO勝利に変更となった。

 また、この変更を受けてフェザー級ランキングの順位が変動。高橋に勝利したキムが4位にランクアップし、高橋はランク外になった。

 今回の発表の内容は以下の通り。

・結論
試合結果を3R 0:00 キム・サンウォン選手のTKO勝利に変更する。

・理由
(1)事実
第2ラウンドが終了しインターバル終了後、第3ラウンド開始直後にメインレフェリーがタイムストップを要求。高橋選手の右目の状態に対しドクターチェックを要求した。ドクターチェックの結果、眼窩吹き抜け骨折(眼窩底骨折)の疑いがある為、メインレフェリーは試合をストップ。又この怪我の原因が、1R 終盤に偶然起きたバッティングによるものと判断し、オフィシャルルールに則りここまでの判定となる。採点結果は30-28高橋、29-29イーブン、28-30キムとなり、1-1のテクニカルドローとなった。また試合後病院での診察の結果、高橋選手の怪我は眼窩吹き抜け骨折(眼窩底骨折)と診断された。

(2)映像の検証
再検証において、次の観点から映像を確認した。
① バッティングが起きたと判断された1R終盤の攻防において、実際にバッティングは起きていたのか。
②試合が終了する原因となった怪我は、キム選手の有効な攻撃によるものであったのか。

(3)検証の結果
①について
バッティングと認められる行為は確認できなかった。
② について
第1R開始3:50頃、キム選手が放った右ストレートが高橋選手の右目下にクリーンヒット。その後高橋選手は右目を気にするような動きを見せ後退。数秒後、右目付近から出血しているのが確認できる。
上記①②から試合終了となった高橋選手の怪我について
1.バッティングによるものではない。
2.キム選手の有効打によるものであったと判断。

▼パンクラス公式X(旧Twitter)での発表

 

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