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【ボクシング】死去の穴口一輝の所属ジム「悔やみきれぬ思い、よく頑張った」

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2024/02/04(日)UP

昨年12月26日、穴口一輝はフルラウンドの激闘も試合後に意識を失い開頭手術、2日に23歳の若さで他界した

 2月2日に23歳の若さで死去したプロボクサー穴口一輝の所属する真正ジムが、3日公式インスタグラムでコメントを公開。ジムはまず、穴口が12月26日に東京・有明アリーナにて行われた日本バンタム級トーナメント決勝戦の試合後、都内病院に入院し、硬膜下血腫のため開頭手術。治療中だったが、2日、午後5時38分に亡くなったことを報告。そして悔やみきれぬ思いをつづった。

【フォト】穴口がダウン、試合後に足が痙攣、力が入らず立てなくなるシーン

 そして「あまりに早すぎる別れにジム関係者、所属選手らは悲しみと苦しみで呆然としております。穴口の意識回復を哀願していた最中での訃報に所属選手やジム関係者は未だ戸惑いの中にあり、この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思いであります」と帰らぬ人となった穴口を悔やんだ。

穴口ダウンもすぐに起き上がった

 今後について「穴口一輝は真正ジムにとって、永遠にかけがえのない大切な所存選手であることに変わりありません。これからもその存在に寄り添っていく所存でございます。真正ジムはこれから先も、穴口一輝の魂と共に、前を向き精一杯頑張っていきます」と前を向いて歩んでいくことを決意。
 最後に「穴口、今までありがとう。そして、よく頑張った」と添えた。

セコンドに抱えられリングを降りる穴口

 所属ジムからこのような選手が出てしまったことは本当に悔やみきれぬ想いだろう。試合は穴口が優勢も堤が反撃に出てカウンターなど4度のダウンを奪った。穴口はすぐに起き上がって反撃に。打ち合いにも引けを取らなかったため、JBCの安河内事務局長もストップするタイミングが難しい試合だったと述べている。穴口は判定負け後、足が痙攣し立てない状態に。セコンドにサポートされながらリングを降り、病院に直行した。
 ルールにより安全性を求める声もある。今後、このようなことがないように祈りたい。

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