【RISE】“金的決着”の中村寛が前言撤回、与座優貴と「再戦組まれたらKO」宣言!
3月17日(日)に開催された『RISE ELDORADO 2024』では、K-1ライト級王者・与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、RISEライト級王者・中村寛(BK GYM)にKO勝利。しかし、決め手となったバックスピンキックは金的にヒットしている可能性が高いと判断され、結果は判定勝利に変更となった。
中村は本日26日、自身のSNSを更新。 試合後インタビューでは再戦に消極的だったが「組まれたら俺はいつでも受けて立ちますし、KOで倒します!」と前向きな姿勢を見せ、抗議せず素直にリングを去った理由も明かした。
試合は3R、与座が近距離戦で後ろ蹴りを放つと、中村の下腹部に入ったかに見え、中村もローブロー(金的)をアピールしたが、レフェリーはダウンを宣告。そのまま与座のKO勝ちに。審判協議の後レフェリーは「一瞬迷いましたが、僕は内股を(ヒットしたと)取りました。VTRで覆るかもしれませんが、KOとさせていただきました」と与座のKO勝利を宣言していた。
しかし、試合の翌日に中村側から異議申し立てを受けてRISE側が再確認したところ、バックスピンキックは金的にヒットしている可能性が高いと判断。3R 2分15秒までの負傷判定で、与座の勝利(判定2-0)へ変更となったことを22日に主催者が発表している。
そして中村は、SNSでファンの方々をモヤモヤさせたくないと質問を募集。試合後インタビューでは「別に(再戦を)やりたいと思わない」と話していた中村だが、なぜ再戦しないのかとの問いには「試合直後は冷めきっててその時の正直な気持ちをインタビューで話したけど、今の気持ちは、再戦組まれたら俺はいつでも受けて立ちますし、KOで倒します!」と前言を撤回して、次はKOで倒すと宣言。
さらに、「金的に当たってたとしてもガッツリじゃないんで続けれたと思う」とのコメントには、「俺も試合続行すると思ってコーナーに戻ったけど、審判が来て今からの再開は100%ないので試合後審議すると言われました。8月暴れたのを反省していたのもあり、自分達の気持ちを我慢して、チームでリングを降りました」と回答。昨年8月のアリシェル・カルメノフ戦は、肩の脱臼とローブローで続行不可能と判断されるも、中村はやれると猛抗議。その時のことを反省し、今回は素直にリングを去ったようだ。
また本日、RISEの公式YouTubeチャンネルで試合映像も公開された。伊藤隆代表はこの試合について「もう一回やるべき」と話しており、その後に公式結果が変更となった形だが、再び2人の試合が組まれることはあるのか。今後の展開も追っていきたい。
▶︎次ページは【フォト&動画】金的にヒットか、与座の後ろ蹴りが入る瞬間
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