【空道】ロシア勢が国際大会戦線へ復帰、その優勝独占を佐々木龍希が阻む
10月19日(土)、20日(日)にアルメニアのエレバンにて『空道ユーラシアンカップ』が開催され、全13カ国(日本、ロシア、アルメニア、アルジェリア、オーストラリア、チェコ、フランス、ジョージア、インド、イラン、カザフスタン、キルギスタン、マルタ)から強豪選手がエントリーした。
ロシア・ウクライナ情勢の影響で昨年5月の『2023 北斗旗 第6回世界空道選手権大会』(代々木競技場 第2体育館)を欠場したロシア選手たちは、今大会で国際大会戦線に復帰することとなった。
日本からは4名が出場。昨年の世界選手権女子-220クラス優勝の小野寺玲奈は3人リーグ戦でロシア人選手に延長判定負け、同世界選手権-240クラス準優勝の曽山遼太(白・大道塾岸和田)は-240クラス4人トーナメント準決勝で判定負け、中川昇龍は-230クラス1回戦で判定負けしたものの、世界選手権-230クラス準優勝の佐々木龍希は-230クラス決勝でロシア人選手に延長判定勝ちを収めた。
情報によると-230クラス以外の全カテゴリー、優勝はロシア人だったという。佐々木も敗れていたら「やっぱり昨年の世界選手権で日本が8カテゴリー中、6つの王座を獲得できたのは、ロシアが出ていない大会だったからなのだろう」と評価されかねない状況だっただけに、日本の威信を守る勝利だったといえよう。
「ジョージアの選手が決勝進出した一方で、ロシアやジョージアの選手たちに健闘する選手も多くおり、3位にインドやイランの選手が多く入りました」と、長田賢一・全日本空道連盟理事長は語る。世界への競技の拡がりを感じさせる大会となった。
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