【空道】ロシア選手が欠場に、スポーツ省から要請で「苦渋の判断」=5.13-14世界選手権
5月13日(土)~14日(日)に東京・代々木競技場 第2体育館にて開催される『2023 北斗旗 第6回世界空道選手権大会』に出場決定していた、男子-230クラスのコリャン・エドガー(世界選手権2005・2009年優勝、2014 年準優勝、2018年ベスト4)、女子-220クラスのアナスタシア・モシキナ(世界選手権2018 年優勝)を含むロシア選手たちが欠場することとなった。5日に国際空道連盟より発表された。
【動画】強すぎるロシア、日本王者を2度倒し豪快KO、場外へ崩れ失神の衝撃
ロシアによるウクライナ侵攻により、ロシア選手の出場可否が国際世論の上で問われる状況の中、今大会に向けて国際空道連盟が両国と折衝を重ねた結果、ウクライナからの選手招聘は叶わなかったが、ロシアからはロシアという国の代表でなくAAHOC(Athlete Authorized by the Hokutoki Organizing Committee)として出場することが決まっていた。
しかし、国際空道連盟によると「その後、ロシア空道連盟が『国際情勢によりロシアスポーツ省から今回の選手海外派遣を見送るように強い要請があったため、再検討した結果として、連盟所属選手の派遣を見送る』という苦渋の判断を下すに至り、KKIF(国際空道連盟)は、この判断を選手の安全を最優先したものとして尊重することと致しました」と、選手の安全も考慮し、ロシア空道連盟の判断を尊重することになったという。
空道(くうどう)とは、「空手+柔道」、あるいは「ムエタイ+ブラジリアン柔術」的な着衣総合格闘技。道着と顔面防具を着用し、顔面への頭突きや掌底を含む打撃、投げ、寝技が認められる。
同大会は昨年コロナ問題により開催が見送られ、本年もコロナ問題が完全に収束していないため、日本を含め各国代表を各カテゴリー1~2名に限定して開催。日本代表にはMMAでも活躍する岩﨑大河、キックボクサーとしてRISEのリングでも戦う大倉萌らも出場する。
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