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【新極真会】WFKO軽量級世界王者の澤井天心、10月”無差別”全日本挑戦へ!”高速パンチ女子”目代結菜は優勝宣言

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2025/08/11(月)UP

澤井天心と目代結菜が全日本に向け意気込み!

 5月31日~6月1日に開催されたフルコンタクト空手の各流派が集結した『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会(WFKO)』で新極真会東京城南川崎支部からは軽量級で優勝した澤井天心、女子軽重量級で準優勝した”高速パンチ女子”目代結菜ら4名が入賞するなど健闘、その祝勝会と10月18-19日に開催される全日本大会の壮行会が10日、川崎市内にて行われた。

 会場には天候の悪い中、後援会、OBらが駆けつけ選手らの健闘を称えた。唯一優勝となった澤井天心にはイーファイトから記念の写真パネルが送られると、来たる体重無差別の全日本大会に向け「今回は軽量級世界チャンピオンになれたので、それに満足せず無差別の舞台でも活躍して小さい子や多くの人に元気や勇気を与えられるよう優勝目指して頑張っていきたいと思っています」と意気込んだ。

意気込みを語る澤井選手。後ろには目代結菜と井上ほの花

 今回のの世界大会は相手の身体に手のひらが触れる程度でも「掌底押し」で反則を取られるなど、一般的な武道・格闘技大会にある口頭注意なしで、いきなり反則を取る厳しいもの。ベテラン選手でも早々と姿を消すなど安全性を考慮した結果とはいえ賛否も多かった。

 そんな中でこのWFKO世界大会に5人が出場し4人が入賞するという快挙を成し遂げた城南支部。反則対策を徹底した結果だ。

 コーチである23年世界選手権王者の入来建武は、優勝した澤井に「子供の頃から見てきて、そんなにセンスがある方ではないが、努力の賜物のような選手。運も味方した。今後の活躍が楽しみ」と期待を寄せた。

優勝した澤井選手にイーファイトから記念パネルが送られた

 女子では惜しくも準優勝となった目代結菜、決勝に網川来夢とは名勝負となったが目代の顔面殴打の反則が響き判定で敗れた。目代は「WFKOには結構かけていたので、ああいう負けをしてかなり落ち込みました。しかしその分多くのチャージもできました。入来師範からは『たくさん落ち込んで深くしゃがみこめば飛ぶ時高く飛べるから』と言って頂けて心が軽くなりました。あとは高くジャンプするだけだと思います。全日本大会は優勝します。また鈴木選手と戦いたいです。リベンジしたいです」と昨年の全日本大会の決勝で戦った鈴木未紘へリベンジすると誓った。

 入来武久師範(東京城南川崎支部長)は「次の全日本は城南支部が王座を取る」と宣言。大会まであと2ヶ月。23年には全日本や世界を制してきた入来建武が引退し24年の全日本では城南支部は優勝者を出さなかった。しかし今回の勢いで今年こそ優勝を狙う。

【新極真会 東京城南川崎支部 入賞者】
WFKO世界大会]入賞者/男子軽量級:澤井天心、女子軽重量級2位:目代結菜、女子軽量級3位:澤井ナノ、女子中量級3位:井上ほの花
JFKO 国際大会]男子中量級 優勝 北嶋治将、女子重量級3位:戸川夕渚

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