【M-FIGHT】梅野源治がムエタイに復帰、121秒でTKO勝ち
ウィラサクレック・フェアテックス
「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK Ⅱ Part.2」
2013年6月16日(日)東京・ディファ有明
▼ダブルメインイベント1(第9試合) WPMF日本ルール スーパーフェザー級 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/元WPMF世界スーパーフェザー級王者)
TKO 1R2分1秒
●ルードペット・ポーワラシン(タイ/元オームノーイスタジアム・トーナメント優勝)
K-1、RISEに出場していた元WPMF世界スーパーフェザー級王者の梅野が、昨年6月以来1年ぶりにムエタイルールの試合に復帰。タイのオームノーイスタジアムで開催されたトーナメントで優勝経験のあるルードペットと対戦する。
1R、左ミドルキックと左ローキックを出す梅野に、ルードペットは右ハイキック。梅野は素早い足踏みでフェイントしてからの左ロー、左ミドル。その蹴りをブロックしようとしたルードペットだったが間に合わず、梅野の左ローをモロに受けてしまう。
腰が一瞬落ちるルードペットの姿を見逃さなかった梅野は、1Rの半分が過ぎた直後に、ルードペットをコーナーに追い詰めて強烈な左ロー!
倒れ込むルードペットにカウントを数えるレフェリー。しかし、カウントが進むも、立ち上がる様子がないルードペットにレフェリーはカウントを途中でストップする。梅野が1年ぶりのムエタイ復帰戦をKO勝利で飾った。
文句なしの圧勝劇に会心の笑みを見せるものと思われたが、そこで梅野が見せたのは、意外にも納得が行かない悔し涙。
レフェリーがストップした瞬間、首を傾げ、グローブで顔を覆い涙を流す梅野は、リング上でマイクを持つと「1年ぶりにムエタイのリングに上がったけれど、1Rであんな結果になってしまって……本当に申し訳ないです」と観客に謝罪。
「高いチケットを買って見に来てくれたのに、こんな形で終わっちゃって……相手は強い選手だと聞いていたし、ランカーにも勝ったことがある選手だと聞いていました。
つらい練習もやったのに早く終わってしまってすいませんでした。ランカーと試合をする話もあるので、これからも応援してください」と涙ながらに語る梅野。勝者のコメントらしからぬ、反省しきりのコメントを残し、リングを後にした。
▼ダブルメインイベント2(第10試合) WPMF日本ルール ウェルター級 3分5R
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者、元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者、元プロムエタイ協会2階級王者)
TKO 2R2分6秒
●田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級2位)
日本人相手に6戦無敗を誇っているムエタイの超強豪ゲーオがまたも来襲。今回はWPMF日本ウェルター級2位の田中がその牙城に挑む。
ハイスピードのパンチ、ハイキック、ヒジ打ちを持つゲーオの連勝が続くのか、それともパンチ&ヒザ蹴りのテクニシャン田中が日本人初勝利をもぎ取れるのか?
1R、田中が右ローで先制し、ゲーオが左ハイキックを返す。田中は右ロー、右ミドル。ゲーオは左ストレートからの右ハイで田中を脅かす。
ゲーオが左右のハイキックを出すたびにドッと沸く場内。田中は右ローからの右ショートストレートを連発。ゲーオが田中の左フックをかわしての右フック、ボディに左ストレートを突き刺すと田中が腰を落とす。
このチャンスにゲーオはジャブからヒジ、そして組んでのヒジとヒザで猛攻を加える。しかし、深追いはせず、田中はジャブで何とか体勢を立て直す。
2R、田中が右ローと右ミドルで前へ出るが、ゲーオはボディへの左ストレート。田中も右ストレートをボディに返すが、首相撲につかまる。田中も左フックと右ヒジ。
ゲーオの左ミドルに田中がバランスを崩し、ゲーオはすぐに左ヒジ。離れ際に右ハイを見舞まうと、田中が大きくグラつく。
そしてゲーオが組み付いて左ヒジを連打! 田中はマットに沈み、10カウントを聞いた。
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