【ライズ】左右田泰臣が王者対決に勝利、Dykiは豪州王者を撃破、山本はリベンジ達成
▼第9試合 SuperFight! -62kg契約 3分3R延長1R
○山本真弘(藤原ジム/第4代IT’S SHOWTIME-61kg級世界王者)
KO 2R1分36秒 ※左ハイキック
●セルジオ・ヴィールセン(オランダ/Black Label FF Carbin/初代IT’S SHOWTIME-61kg級世界王者)
両者は2010年12月、IT’S SHOWTIMEギリシャ大会で対戦。1Rにヒザ蹴りでダウンを奪ったヴィールセンが山本を下している。この試合を機にフィジカル強化に取り組んだ山本は2012年7月にIT’S SHOWTIME-61kg級世界王座を獲得、今大会で念願のリベンジマッチの機会を得た。
1R、サウスポーの山本に対して、ヴィールセンが強烈な右ミドルを蹴る。さらにヴィールセンは構えをスイッチして右ボディ、山本は左ローを蹴る。左右のボディブローで前に出るヴィールセン。
構えをオーソドックスに戻して右ミドルを蹴ると、山本は左ストレートと奥足ローを蹴る。細かく構えをスイッチするヴィールセン。
山本はヴィールセンの右の蹴りを受けると必ず左のローを蹴り返し、狙い澄ました左ストレートでダウンを奪う。
2R、山本が左ミドルとロー。右フックから前に出るヴィールセンはそこから左ボディとヒザ蹴りにつなげる。細かくフェイントを入れながら左ローを蹴っていく山本。ヴィールセンも右フックで反撃するが、山本が左ハイキック一閃!
これがヴィールセンの顔面を捉え、マットにバッタリ。山本が鮮やかな一撃で3年前のリベンジを果たした。
11月にフランスで行われる4人トーナメントに出場が決まっている山本は「11月にフランスで試合が決まっているので、それが終わったらぜひRISEの舞台に呼んでもらえたらと思っているのでよろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。
▼第8試合 SuperFight! -58kg契約 3分3R延長1R
○一刀(日進会館/初代フェザー級王者)
TKO 3R2分22秒 ※3ノックダウン
●金城 悠(シルバーウルフ/フェザー級8位)
昨年10月に初代フェザー級王者となった一刀。対する金城は6月のディファ有明大会で水原弘暁に勝利し、その試合が評価され、ノンタイトルながら現役王者と対戦するチャンスが巡ってきた。
1R、左手を下げた構えからジャブ、右ストレートを打つ金城。一刀は左フックから飛び込んで、顔面とボディにパンチを打ち分ける。強烈な左ボディで前に出る一刀。金城もすぐに左フックを打ち返すが、一刀も右ストレートを伸ばす。
ジャブから左ボディ、左フックにつなげる金城。一刀はローを蹴りつつ、細かくパンチをまとめて左ボディを打ち込む。
2R、じりじりとプレッシャーをかけていく一刀。右ストレートから左ボディを打つと、金城も左フックを合わせる。ジャブからローを蹴る一刀。金城はパンチからヒザ蹴りを返す。一刀は左ボディから左アッパー、右ストレートへ。金城も左ボディから右アッパーを打つが、一刀はすぐにバックステップ。距離が詰まれば互いに細かくパンチを打ち合う。
3R、金城がジャブから右アッパー、一刀の左ボディに左フックを返し、左フックの相打ちから右ストレートでぐらつかせる。しかし一刀も距離をつぶして右フックから強烈な左ボディ。これで金城の動きを止めると右フックにつなげ、これで金城が崩れ落ちるようにダウン。何とか立ち上がった金城だが、一刀がパンチをまとめると動きが止まり、レフェリーがダウンを宣告。最後は一刀がパンチとヒザ蹴りで金城のボディを攻め、王者として貫録のKO勝利を収めた。
▼第7試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
○渡部太基(藤原ジム/元WPMF日本ウェルター級王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-27
●山際和希(谷山ジム/元全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者)
今大会から本格的にスタートするウェルター級。その中心人物候補として期待される渡部が2009年学生キック王者・山際と対戦した。
1R、渡部が左ストレートと左ミドルで前進。山際も重い右ミドルを蹴り返す。前に出ようとする山際を前蹴りで突き放す渡部。山際も右ミドルとインローを蹴り返す。お互いにローを蹴り合う展開が続き、渡部が左ハイキックから左ストレートを伸ばす。
2R、細かくステップしてパンチ、ロー、ミドルを繰り出す渡部。山際も右ストレートを当てて、ローにつなげる。渡部が左ストレートを当てると、山際もすぐに右ストレート。渡部がパンチで前に出ていくと、山際もブロックから右フックを返す。残り30秒、渡部が左ストレートから前進。山際は右ミドルを蹴り返す。
3R、渡部が一気にパンチで猛ラッシュ。下がる山際に左ストレートと右フックを叩き込んでダウンを奪う。再開後、渡部が前蹴りをキャッチして左ストレート。尻餅をついた山際にダウンが宣告される。
2度のダウンを奪われた山際も右ストレートと右ミドル、渡部も飛びヒザ蹴りを返す。3Rに2度のダウンを奪った渡部が判定勝利を収めた。
▼第6試合 ヘビー級 3分3R延長1R
○羅王丸(TARGET/同級2位)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●楠ジャイロ(ブラジル/志村道場/J-NETWORKヘビー級王者)
1R、じりじりとプレッシャーをかけて前に出るジャイロ。羅王丸は下がりながらローを当てる。ジャイロは距離を潰して左右のフック。羅王丸はガードを固めてローを蹴り続ける。
2R、羅王丸はパンチのコンビネーションからジャイロの両足に重いローを蹴り込む。終盤、羅王丸の奥足ローでジャイロの動きが止まる。3Rもローを中心に攻める羅王丸だったが、ジャイロも右フックを打ち返す。試合は判定決着となり、羅王丸が勝利した。
▼第5試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
○巨輝(TARGET/ライト級6位、元NKBフェザー級、ライト級王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-29
●憂也(魁塾/DEEP☆KICK -65kg級1位、2012年K-1甲子園準優勝)
1R、憂也がジャブ、前蹴り、ロー。巨輝もジャブを返して左ミドル、憂也の蹴りに左フックを合わせる。終盤、巨輝が距離を潰して右アッパー・左フックを当てる。
2R、パンチとヒザ蹴りで前に出る憂也。巨輝はヒザ蹴りをかわして左フック、右ストレートでぐらつかせる。
3R、ワンツーで前に出る憂也。巨輝もパンチとローで押し返して譲らない。巨輝がランカーの意地を見せ、勝利をもぎ取った。
▼第4試合 -64kg契約 3分3R延長1R
○藤田雄也(極真会館/ライト級8位、2012年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
判定2-0 ※28-27、28-28、28-27
●力也(日進会館/第19回グローブ空手道選手権 播州杯 軽中量級優勝)
6・30MAキックでモハン・ドラゴンを秒殺KOしている力也。この試合でも1R開始直後から、アグレッシブに攻めて強烈な右ストレートを叩き込む。中盤以降、藤田も前蹴りと左ミドルを細かく当てる。
2R、左フックから突っ込む力也が右フックで先制のダウン。
しかし藤田も前蹴りとミドル、左ハイキックを当てて、左フック、右ハイキックを叩き込む。
3R、藤田が左フックとヒザ蹴りで前進。力也も必死にパンチを返すが、藤田が鮮やかな右ハイキックでダウンを奪い返す。残り30秒、藤田は前蹴りとハイキックを連打。藤田が力也に逆転勝利を収めた。
▼第3試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
○TASUKU(リアルディール/同級9位、2010年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
KO 2R1分48秒 ※ヒザ蹴り
●佐々木郁矢(INSANITY/第3回北陸アマチュア修斗選手権ライト級優勝)
1R、ガードを高く上げて、佐々木の前足にローを集めるTASUKU。佐々木はボディブローと顔面へのパンチで前に出るが、TASUKUは的確にローを当て、ボディにヒザ蹴り。カウンターの右ストレートでダウンを奪う。
2R、ロー&ヒザで攻めるTASUKU。最後はボディへのヒザ蹴りで佐々木をマットに沈めた。
▼第2試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
○村越優汰(湘南格闘クラブ/バンタム級5位、2012年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)
判定3-0 ※三者とも28-27
●青木朋哉(和術慧舟會 駿河道場)
1R、サウスポーの村越が前蹴りと左ミドル。これで青木を近づけさせない。青木が距離を詰めようとすると左のヒザ蹴りをボディに突き刺す。残り10秒、村越が右ハイキックを当ててラッシュ、右フックでダウンを奪う。
しかし2R、青木がパンチで村越にコーナーを背負わせてダウンを奪い返す。再開後、村越はボディに左ミドルと左のヒザ蹴りを突き刺す。
3R、青木がパンチで前に出て右ミドル。残り1分、村越もパンチとヒザ蹴り・顔面前蹴りで反撃、パンチの打ち合いでも右フックを当てる。村越が判定で青木を振り切った。
▼第1試合 ライト級(-63kg)3分3R
○丹羽圭介(HAYATO GYM/2010年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●清水“TOKAREV”靖弘(TARGET/2012年RISING ROOKIES CUPライト級準優勝)
1R、前蹴りと左ミドルで距離を取る丹羽。清水が前に出てくるところにジャブ、右ストレートを当てる。2Rも上手く距離を作って戦う丹羽がバックブローやヒザ蹴り。清水はそれでも前に出て、しつこくローを蹴り続ける。3Rもペースを崩さず戦い続けた丹羽が判定勝利した。
▼オープニングファイト第2試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R
○CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/J-NETWORKウェルター級6位)
TKO 2R2分12秒 ※3ノックダウン
●宝山力(新宿ジム)
1R、パンチで突っ込む宝山力。サウスポーのCAZは右フックを当てて、左ストレート、インローを当てる。2RにはCAZが左ハイキックと左ストレートを当てて、スタンディングダウンを奪う。再開後、CAZはすぐにダウンを追加し、最後は左ハイキックをズバリ。3ノックダウンでTKO勝利した。
▼オープニングファイト第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
○開道(HAYATO GYM)
KO 1R23秒 ※左フック
●加納良矩(WSRフェアテックスジム)
1R開始直後、開道がいきなり猛ラッシュ。ガードを固める加納に連打を打ち込み、最後は左フックを叩き込み、試合開始わずか32秒でKO勝利を収めた。
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