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【ビッグバン】激しい打ち合い制し恭士郎が新王者に

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2015/06/07(日)UP

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▲山際(右)の右ミドルが何度もクリーンヒットした

▼第13試合 Bigbangウェルター級王座決定戦 ビッグバンルール 3分3R延長1R
○山際和希(谷山ジム/J-NETWORKウェルター級4位)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/元J-NETWORKウェルター級王者)
※山際が王座に就く。

 笹谷は40歳、今回が39戦目のベテラン選手。山際は学生キック出身の26歳で、22戦目でタイトル獲得のチャンスを得た。

 1R、ローとパンチで先制攻撃を仕掛けていく笹谷に対し、なかなか自分の距離とリズムを取れなかった山際だが、後半は右ミドルを連続ヒット。

 2Rになると山際の右ミドルが何度も決まり、笹谷のわき腹は赤黒く変色。何度も前に出ようとする笹谷だが、右ミドルと右のパンチをもらう。

 3R、前に出て左ストレート、左フックをヒットさせる笹谷。山際も右ストレートを打ち返す。

 最後までアグレッシブに攻めた笹谷だったが、山際が判定勝ちで王座に就いた。

 山際は「最高です。中間距離で戦うはずだったんですが、作戦通りに出来ませんでした。でもたくさん練習したのでスタミナがありました。日本にはたくさんベルトがあってひとつ獲ったからといって認められるわけではないと思います。他団体のチャンピオンと戦ってビッグバンのベルトの価値を高めていきたいと思います」と、王者としての所信を述べた。


 

▲fire(右)の右フックがクリーンヒットし、稲石(左)の腰が落ちた

▼第12試合 60.5kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○fire仭士(S.F.Kキックボクシングジム/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
判定2-0 ※28-28、29-28、30-28
●稲石竜弥(Team OJ/REBELS 60kg級2位、APKFスーパーフェザー級王者)

 両選手ともビッグバンのタイトルへ挑戦経験があるが、いずれも王座獲得に失敗している。勝った方が再びタイトルへ近付ける一戦だ。

 1R、稲石が左右のミドルを次々とヒットさせ、飛びヒザ蹴りも繰り出す中、fireは左右フックで突っ込んでいく。

 2R、稲石に蹴らせてカウンターのパンチを狙うfire。稲石の左右ミドルをもらいながらも左フックをヒットさせる。

 3Rは動き回る稲石のペースで進んでいたが、稲石がクリンチに来たところでfireの右フックがクリーンヒット。腰を落とした稲石に連打を見舞い、fireがダウンを奪う。その後もfireがパンチで追い回す形となり、fireが判定勝ちを収めた。

 fireはマイクを持つと、「12月に小山選手のベルトに挑戦したいと思います」と第2代Bigbangスーパーフェザー級王者(キックルール)小山泰明への挑戦を表明した。

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