【ボクシング】辰吉Jr.左フック一閃 2RKO勝利

2015/07/20（月）UP
（最終更新：2015/07/21 02:02）

大阪帝拳ジム
「ドラマチックボクシング」
2015年7月20日（月・祝）大阪・なみはやドームサブアリーナ

▼バンタム級（53.5kg以下）　3分4R　
○辰吉寿以輝（たつよし・じゅいき/大阪帝拳）
KO　2R 2分28秒　※左フック
●岡村直樹（エディタウンゼント）

　辰吉丈一郎次男、 18歳の辰吉寿以輝のプロ第２戦。前回、スーパーバンタム級（55.3kg以下）でのデビュー戦は2RでKO勝利。今回はバンタム級（53.5kg以下）に絞ってプロ第2戦目に挑む。一方、岡村はプロ5戦目の26歳。高槻市役所で働きながら戦う社会人ボクサー。プロでの戦績は1勝3敗。

　辰吉は父親丈一郎と母親るみさんが観客席で見守る中、赤コーナーから入場。

　1R、開始早々岡村がジャブの連打から右ストレートで積極的に攻めていく。辰吉はブロックしながら返すという展開。
　積極的に攻める岡村の左ジャブ、右ストレートをまともに顔面にもらう場面も。動きに硬さが見える。

　2R、積極的に手を出す岡村の隙をつき左ストレートで相手のバランスが大きく崩れる。これを機に辰吉は積極的にパンチを出すようになる。

　打ち合いの中、クリンチ気味になり相手が距離を離した瞬間、辰吉の左フック一発がクリーンヒット。この一発で岡村はダウン。岡村はなかなか起き上がれずセコンドからタオルが投げ込まれ2R2分28秒、辰吉がデビュー戦に続き2RKO勝利した。

　試合後のインタビューで辰吉は「けっこうパンチをもらってしまった。まだまだですね」と衝撃の一発KO勝利を謙虚にコメントした。

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