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【柔道】山部佳苗が優勝、リオ五輪代表に内定

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2016/04/17(日)UP

優勝を果たした山部がリオ五輪柔道女子78kg超級代表に内定

講道館、全日本柔道連盟
「第31回皇后盃全日本女子柔道選手権大会」
2016年4月17日(日)横浜文化体育館

 4月17日、柔道のリオデジャネイロ五輪の日本代表女子78kg超級の最終選考を兼ねた皇后盃全日本女子柔道選手権が開催され、山部佳苗(ミキハウス)が田知本愛(ALSOK)を破り優勝。大会閉幕後に全日本柔道連盟が行なった会見で、リオ五輪柔道女子78kg超級代表に同選手が内定したことが発表された。

山下泰裕・強化委員会委員長と南條充寿・全日本女子監督

 理由について山下強化委員長は、国際大会の実績では田知本の方に若干分があるとしながらも「ここ2年間の国際大会の優勝成績を見ると、山部と田知本は同じくらい勝っている。福岡の大会と今日の全日本で優勝した山部の方が内容も上回っていた」と説明。最終的には挙手採決に至らず山部に決定したことを明かした。

 大会では決勝戦まで駒を進めたのは山部ともう一人の代表有力候補の田知本だった。試合残り時間50秒となったところで田知本が左足を負傷。田知本は何とか立ち上がったが、そこから山部が前に出て、倒れたところを押さえ込みで一本勝ちを収めた。

 試合後、勝因について「引かずに最初からガンガン前に出れたところが良かったと思う」と振り返った山部。準決勝を開始45秒の払い腰で一本勝ちを収めた勢いそのままだった。

 山部は「今回のこの優勝をきっかけに自信を取り戻したと思うので、もっともっと攻める柔道をして、金メダルを目指して頑張りたい」と抱負を述べた。

 大きなライバルを退けた山部は初の五輪の舞台に挑む。

<大会結果>

優 勝 山部 佳苗(推薦)
準優勝 田知本 愛(推薦)
第三位 梅津 志悠(九州)
    市橋寿々華(近畿)
第五位 緒方亜香里(関東)
    藤原 恵美(関東)
    井坂 希望(関東)
    能智亜衣美(関東)

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