【クンルンファイト】宮越慶二郎、MOMOTAROのWBC王者勢が激闘制す
「KUNLUN FIGHT 43」
2016年4月23日(土・現地時間)中国・河南省周口
▼第11試合 キックルール 3分3R延長1R
〇宮越慶二郎(拳粋会/WBCムエタイ・ライト級インターナショナル王者)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●チャン・ヒョン・リー(韓国)
※本戦は1-1(29-29、30-28、28-29)
リーは2012年10月、K-1 GLOBAL両国国技館大会で梅野源治とK-1ルールで対戦し、3Rにダウンを奪って勝利。同年12月には当時のWPMF日本フェザー級1位・長嶋大樹を得意のパンチで2RにKO勝ちしている実力者。
1R、リーはローからパンチでプレッシャーをかけ、宮越もパンチからローで応戦。リーはパンチをガードしながらからカウンターを狙う。
2R、思いっきりローを蹴り攻める宮越。対するリーは動きながらジャブをうち、宮越を捕らえる。宮越は早いコンビネーションからボディーやローへつなぐ。ローによるダメージで2R中盤からリーの腿が明らかに赤くなる。
3Rもパンチからロー主体での攻撃が続くが、宮越の三日月蹴りの前蹴りがリーを捕らえ、スタミナ切れが感じられた。3R終了時での反対は1-1のドロー。試合は延長線へ。
“気持ちで絶対勝つ!”と言う言葉通り、延長戦が始まるとパンチからロー、ヒザでプレッシャーを与える宮越。ローが効いているのかリーの動きが失速すると、宮越はすかさずヒザで攻撃する。終盤はローの連打でリーを寄せ付けず、延長戦で宮越が勝利した。
▼第1試合 ムエタイルール 3分3R
〇MOMOTARO(OGUNI-GYM/WBCムエタイ日本フェザ―級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30―27
●アダム・ロスウェルター(アメリカ/WBCムエタイアメリカフェザー級王者)
蹴りを主体としたスタイルで現在11連勝と波に乗っているMOMOTAROは、1Rからステップワークと蹴りのバリエーションでロスウェルターを翻弄する。
2Rにハイキックをもらうが、ロスウェルターがバランスを崩し転倒。
その後も距離を保ち、独特の動きで自分のペースを維持したMOMOTAROがロスウェルターを終始寄せ付けず、3-0で完勝した。
▼第15試合
〇ジャン・リーペン(中国)
TKO 1R3分45秒 ※レフェリーストップ
●能登崇(ノースキングス)
UFCにも参戦経験(UFCで4戦2勝2敗)のある自国の英雄、ジャンに挑んだ能登。試合開始後、相手が蹴りで攻めてきたところ、打撃を得意とする能登のパンチが当たったが、更にパンチで攻めようとしたところを、開始40秒に足を捕まれテイクダウン。
その後、何とか返そうとする能登だが、マウント状態のまま、ヒジの攻撃で額が切れ、その後パウンド状態。レフェリーが試合を止め、ジャンのTKO勝ち。
情報提供:JPMC
写真:KUNLUN FIGHT
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